【島嶼研】第263回研究会のご案内 奄美大島におけるデング熱に関する住民調査
[26.10.26]
国際島嶼教育研究センターでは第263回研究会を開催いたしますのでお知らせします。
詳細
日時:令和8年11月16日(月)16時30分~18時
会場:総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室およびオンライン(Zoom)
演題:奄美大島におけるデング熱に関する住民調査
講師:谷口 光代(宮崎大学医学部)
要旨
日本も世界から見れば、島じまからなる国である。海を隔てていても、人の往来を通じて海外の感染症は私たちの暮らしとつながっています。蚊が媒介するデング熱は、世界人口の約半数が感染リスクにさらされている感染症です。
日本では、海外で感染した人が帰国・入国後に診断される「輸入例」が毎年報告され、2014年には渋谷区の代々木公園周辺で約70年ぶりの国内流行が確認されました。2019年にも京都・奈良を訪れた修学旅行生3名の国内感染が確認されています。温帯地域では冬季の気温低下により媒介蚊の活動が制限されますが、地球温暖化にともなう活動期間や分布の変化を見据え、平時から備える必要があります。亜熱帯海洋性気候に属する奄美大島では、その一部が世界自然遺産に登録され、国内外との人的交流もあります。デング熱を媒介し得る蚊も生息していることから、島外からの病原体の流入と島内での感染拡大の可能性も否定できません。
こうした背景から、奄美大島住民を対象に、デング熱に関する質問紙調査を実施しました。本講演では、奄美大島の調査から得られた知見とミクロネシアでの取り組み、調査を紹介します。

デング熱についての聞き取り調査(ミクロネシア)
屋外の容器にたまった水に発生した蚊の幼虫(ミクロネシア)
申込方法
令和8年11月12日(木)までに、メールもしくはお電話にてお申込みください。
オンラインについては、先着100名様までとなります。
お問い合わせ
国際島嶼教育研究センター
【対面式】shimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jpまたは099-285-7394へ(担当:井手元)
【オンラインZoom】sotayama@cpi.kagoshima-u.ac.jp (担当:山本)
HP:http://cpi.kagoshima-u.ac.jp/index-j.html