トップページトピックス:教育・学生39日間の航海へ。水産学部附属練習船「かごしま丸」の出航式を開催

39日間の航海へ。水産学部附属練習船「かごしま丸」の出航式を開催

[記事掲載日:16.08.19]

160817kagoshima01.jpg
160817kagoshima02.jpg
160817kagoshima03.jpg
 8月17日、鹿児島大学水産学部附属練習船「かごしま丸」の出航式が谷山港で行われました。今回の航海は、水産学部の学生18名(3年生17名、2年生1名(うち女子6名))と乗組員の計43名が乗船し、中西部太平洋における漁業実習(マグロ延縄)や航海実習、海洋観測実習のほか、寄港地(マラカル港(パラオ共和国))における学術交流、水産事情の調査などを行う39日間にわたる長期遠洋航海になります。
 式では、停泊中のかごしま丸を前に、前田芳實学長の壮行挨拶に続き、越塩俊介水産学部長の挨拶、内山正樹船長の挨拶、実習生挨拶、花束贈呈、校歌斉唱と行われ、実習生挨拶では、実習生を代表して水産学部水産学科3年下大迫晋さんが「それぞれに与えられた役割、課題をこなしていくなかでの知識や経験は、普段の生活では得られない貴重な体験であり、とても楽しみにしています。本日、無事に出航を迎えられたことに感謝し、この経験を将来に生かせるよう充実した毎日を過ごしていきたい」と抱負を述べました。
 家族や多くの友人らが見送る中、中西部太平洋に向けて出航した「かごしま丸」はパラオ共和国・マラカル港に寄港し、9月24日に帰港を予定しています。
 
 
(写真上:前田学長の壮行挨拶)
(写真中:実習生代表の下大迫さんの挨拶)
(写真下:谷山港を後にするかごしま丸)