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鹿児島大学と山口大学との連携による「共同獣医学研究科」設置構想について
[記事掲載日:17.04.24]
4月21日、鹿児島大学郡元キャンパスにおいて、鹿児島大学と山口大学による「共同獣医学研究科」設置構想に関する記者発表を行いました。
記者発表では、前田芳實鹿児島大学長及び岡正朗山口大学長による挨拶後、宮本篤鹿児島大学共同獣医学部長と木曾康郎山口大学共同獣医学部長が、設置に向けての概要と今後の展望を説明しました。
鹿児島大学と山口大学は、獣医学部教育におけるさらなる充実・発展を目的に、共同教育課程制度を活用し、平成24年4月にそれぞれの大学に「共同獣医学 部」を設置しました。これは、日本で初めての共同設置の学部であり、日本の大学教育の中で大きく注目されているところです。
平成 30年3月には、共同獣医学部の第一期卒業生を社会に輩出することとなり、多様な獣医学的課題解決に対応できる専門家の要請が求められていることから、平 成30年4月に鹿児島大学と山口大学との連携による「共同獣医学研究科」を設置することにより、更に高度な専門性を身につけた博士及び専門獣医師を養成す ることを目的としています。
この共同獣医学研究科の設置は、欧米の獣医学教育に必須とされている「学士課程を補い強化するための先進的卒後教育プログラム」にも対応するものです。
(写真上:協定書を持つ左から 岡学長、前田学長)
(写真下:前田学長からの挨拶)