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第5回稲盛アカデミー公開シンポジウムを開催

[記事掲載日:18.03.05]

 2月11日、鹿児島大学稲盛会館において、第5回稲盛アカデミー公開シンポジウム「地域産業・中小規模組織と稲盛経営哲学」が200名を越える参加者で盛大に開催されました。
 
 はじめに、武隈晃アカデミー長から、稲盛経営哲学の理解を深めることを目的に過去4回にわたり開催してきた本シンポジウムの経緯を踏まえた上で、今回は「地域産業・中小規模組織と稲盛経営哲学」をテーマとして設定した理由などについての説明と参加者への挨拶がありました。
 
 第一部は、神戸大学大学院経営学研究科の三矢裕教授が「稲盛経営哲学が組織を変える」とのテーマで基調講演をされました。三矢教授は講演の中で稲盛和夫京セラ名誉会長(本学名誉博士)の編み出した独自の管理会計システムである「アメーバ経営」の導入に20年間をかけて成功した大阪の中小企業の例を挙げられ、「アメーバ経営」と稲盛フィロソフィは一体であり、この2つは車の両輪であるということを述べられました。
 
 第二部では、吉田健一稲盛アカデミー准教授がモデレーターとなりパネルディスカッションが行われました。パネリストとして三矢教授の他、野元浩一郎京セラ株式会社国分工場長、本昌康株式会社ぶどうの木代表取締役社長、盛山禎子株式会社ショコラ代表取締役が登壇されました。野元氏からは京セラでの日々の実践について、本氏、盛山氏からは自らが経営する企業でのこれまでの歩みと実践例をエピソードも交えながらご紹介して頂きました。最後に会場からの質疑も受け、非常に充実したパネルディスカッションとなりました。
 
 
(写真上:三矢教授の基調講演)
(写真下:パネルディスカッションの様子)
 

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