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法文学部の学生3名が鹿児島市へ政策提言を行いました

[記事掲載日:18.03.19]

 法文学部総合科目「まちづくり論」の講義の一環として、3月15日に鹿児島市役所において、法文学部の学生3名が、次のテーマについて政策提言を行いました。また、あわせて、各政策の所管部署である危機管理課、資源政策課および市街地まちづくり推進課の市職員の方々との意見交換も行われました。当日は、高津孝法文学部長をはじめ大学関係者の参観や報道機関による取材もありました。 
 
(1)【寺田麗々蘭さん(経済情報学科3年)】
「鹿児島市の防災について-大学生と鹿児島市によるネットワークの強化」
 
(2)【岡本竜成さん(経済情報学科3年)】
「鹿児島市ゴミ減量政策-「市民が発信する」減量化政策」
 
(3)【鸙野ほのかさん(法政策学科2年)】
「鹿児島駅周辺の賑わい創設」桜島の防災対策」
 
 まず、寺田さんは、自らが参加している災害ボランティアサークルでの経験をもとに、災害後において重要かつ困難とされる避難所の管理の事務について、鹿児島市が中心となり、市内6大学にあるボランティアサークルのネットワーク化を図り、これを活用してはどうかといった提案などを行いました。あわせて、ネットワーク化されたボランティアサークルの育成に鹿児島市も積極的に協力してほしいと要望しました。
 
 また、岡本さんは、自らも積極的に情報発信を行っている経験から、ゴミ減量に向け「実際の取組をSNSで情報発信する」このとの有効性について説明および提案を行いました。あわせて、リサイクルおよびゴミ減量を促進するためには、児童世代の教育が重要であるとし、アクティブラーニングによる実践的な教育の実施についても提言しました。
 さらに、鸙野さんは、自分が育ち、歴史と伝統のある鹿児島駅周辺地域の活性化を図りたいという思いから、駅の近くにドラッグストア、コンビニの誘致、足湯の設置について提案したほか、史跡等の多い鹿児島駅周辺のまち歩きイベントを案内する女子大生ガイドの設置および育成を提言しました。
 
 3人の提言に対し、鹿児島市の担当者からは、実現可能性も考慮し、具体的かつ新たな視点から効果的な提案がされており、課題解決の一助にしたといったコメントをいただきました。
 今回の3名の提言がどのような形で実現されるか注目されるところです。
 
 
(写真上:学生の発表の様子 寺田さん)
(写真中上:学生の発表の様子 岡本さん)
(写真中下:学生の発表の様子 鸙野さん)
(写真下:参観した高津学部長らと学生たち)
 
 
 

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