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鹿児島大学教育学部附属小学校の「授業力アップ講座」に380名以上が参加しました

[記事掲載日:18.11.22]

 鹿児島大学教育学部附属小学校では、 10月20日に「授業力アップ講座」を開催しました。「授業力アップ講座」は、県内の小学校教諭を対象に附属小学校の研究を踏まえた授業を提案し、授業後の話し合いを通して交流を深めるとともに、授業における相互の力量向上を図っていくことを目標として、平成26年度から開催しています。この目標達成のために、約30本の授業公開、終了後の意見交換会を行っており、今年度は380名を超える先生方が参加されました。
 参加された先生方から、授業に関して「一歩踏み込んだ課題を設定していることで、子どもの学ぶ意欲が高まり、思考が活性化していた授業だった」「低学年でもガイド学習がしっかりできており、考えを出し合う姿が参考になった」「子ども同士で議論が行えていた背景には、先生の適切な声かけやサポートがあることを学ぶことができた」などの感想をいただき、授業後に実施した意見交換会「語ろう会」では、「普段の自分の授業を振り返り、改善点が見えてきた」「本日学んだことを学校に戻って還元していきたい」などの意見をいただきました。
 また、平成28年度から「サテライト研修会」と称して附属小学校と各地域とをスカイプでつないだ形でも実施しており、今年度は、指宿市教育委員会(算数科)、鹿屋市教育委員会(道徳科)、奄美市教育委員会〔複式教育(算数科)〕と連携を図り、3つの会場に授業を生中継しました〔※( )内は配信した教科名〕。
 新学習指導要領の全面実施を2年後に控え、今後も、参加してくださった先生方のみならず多くの先生方と、未来を切り拓いていくために必要な資質・能力をよりよく育む授業づくりについて互いに研鑽を深めることの出来る「授業力アップ講座」にしていきたいと考えています。
写真上:授業力アップ講座(附属小学校)の様子
写真下:サテライト研修会場の様子

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