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大学院理工学研究科技術部 第38回地域連携活動 出前授業「おでかけ実験隊」を開催

[記事掲載日:15.06.16]

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の38回目(今年度第2回)として、6月10日(水)に出前授業「おでかけ実験隊」を開催しました。
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 
 今回は技術部から4人が出向き、花尾小学校3~6年生、18人の児童と先生方が参加しました。テーマは当出前授業の特色である実験の演示と2つのものづくりを行いました。花尾小での出前授業は第9回から3年ぶりとなる2回目で、当時の3年生は6年生へと成長していました。
 「液体窒素でおもしろ実験」は、3年前も実施したテーマでしたが、前回の参加児童はその実験結果をよく覚えてくれていました。そして前回は難しかったであろう原理についての解説を頷きながら聞き入っていました。また生花を浸ける体験を全員が行い、凍った花を握りつぶす様子に歓声をあげていました。
 「葉脈標本しおり」では、前処理をしたヒイラギモクセイの葉を、葉肉を指で揉みほぐし葉脈のみにしてオリジナルのしおりを作製しました。葉の構造についても体験から学習出来ました。
 「キュービックパズル」では、鹿児島大学のマスコットキャラクター「さっつん」のシールを貼り、パズルを作製しました。子どもたちはあれこれと模索しながらできあがったパズルを楽しんでいました。
 今回の出前授業は3年生から6年生までと幅広い学年でしたが、児童らは終始集中して取り組み、あっという間の2時間でした。
 
 
(写真上:液体窒素でおもしろ実験)
(写真中:葉脈標本しおり)
(写真下:キュービックパズル)
※画像はクリックすると拡大表示されます
 

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