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「そうだ、映画をみよう! そして、映画について考えてみよう!」vol.3トークセッションを行いました

[記事掲載日:15.06.16]

 6月14日、鹿児島大学学術研究院法文教育学域法文学系中路武士研究室では、映画監督の成島出さん、脚本家の奥寺佐渡子さんと法文学部講義室において、「そうだ、映画をみよう!そして、映画について考えてみよう!vol.3」のトーク・セッション「成島出の演出術」を行いました。梅雨の激しい雨のなか、一般の地域の方々や学生・教職員約85名が参加しました。
 中路武士准教授と成島監督と奥寺さんのトークセッションでは、映画の世界を志した学生時代の話から始まり、映画制作と演出の方法論、脚本の創作論について幅広く語られました。とくに『八日目の蟬』(2011年)をめぐって、リハーサルから実際の撮影に至るまでの経緯、角田光代さんの原作との違い、役者の配置や映画の構造など、詳細にわたって議論されました。質疑応答では、数多くの手が挙がり、素朴な質問から専門的な意見まで活発な対話が行われ、参加者は2時間を超えるセッションを堪能しました。
 
 「そうだ、映画をみよう!そして、映画について考えてみよう!」は中路研究室と鹿児島コミュニティシネマの共催イベントとして行われています。中路准教授は、クリエーターとのトークセッションにより、現場の創造行為を紐解き、作り手と学生、大学と地域を有機的につないだメディア文化を育んでいくことを目指し、鹿児島コミュニティシネマはガーデンズシネマにてトーク付き上映などを行い、鑑賞の機会を提供しています。vol.4を本年度後期に企画しています。
 
(写真上:トークセッションの様子(左から)中路准教授、成島監督、奥寺さん)
(写真下:会場の様子)
 ※画像はクリックすると拡大表示されます
 
(前回)
 
 
 
 
 
 

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