トップページトピックス大学院理工学研究科技術部 第62回地域連携活動 出前授業「おでかけ実験隊」を開催

大学院理工学研究科技術部 第62回地域連携活動 出前授業「おでかけ実験隊」を開催

[記事掲載日:17.07.12]

170705usuki01.jpg
1170705usuki02.jpg
 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の62回目(今年度第5回)として、7月5日に出前授業「おでかけ実験隊」を開催しました。
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 今回は、技術部から職員4人が出向き、宇宿小学校4~6年生21人の児童に対して、「液体窒素でおもしろ実験」を実施しました。
 
 演示形式での「液体窒素でおもしろ実験」では、モニターを使って説明しながら、花や軍手を液体窒素につけたり、液体窒素を入れた袋がどんどん膨らんでいく様子を見たりと、様々な実験を行いました。特に、液体窒素につけたゴムボールが粉々に割れる実験に子供たちはとても驚き、喜んでいました。
 今回の授業では演示の後に、花を液体窒素につける体験を子供たち全員で行いました。子供たちは体験後、「ポテトチップスみたいにパリパリになって楽しかった」「花が固くなっていて驚いた」などの感想を発表してくれました。
 授業後のアンケートでも「液体窒素にいろんなものをつけてみたい」など、興味が深まった感想が見られ、充実した授業を行うことができました。今後も継続して、地域の子供たちに科学やものづくりの面白さを伝えていけるよう、活動していく予定です。 
 
 
(写真上:液体窒素でおもしろ実験:演示の様子)
(写真下:液体窒素でおもしろ実験:体験の様子)