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大学院理工学研究科技術部 第63回地域連携活動出前授業「おでかけ実験隊」を開催

[記事掲載日:17.07.21]

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 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の63回目(今年度第6回)として、7月12日に出前授業「おでかけ実験隊」を開催しました。
 今回は、技術部から職員11人が出向き、吉野東小学校5年生149人の児童に対して、科学実験「液体窒素でおもしろ実験」とものづくり「光の万華鏡」を実施しました。2教室2時限を使って、合計4クラスの児童に実施しました。
 
 演示形式での「液体窒素でおもしろ実験」では、ディスプレイに資料を映しながら実験を進めました。児童たちは液体窒素に生花や軍手を入れる実験や、液体窒素にゴムボールを入れて落したら粉々に割れたことにとても驚いていました。ゴム風船を使った実験では、液体窒素に入れた風船が縮んで元の大きさに戻る様子を興味深く見つめていました。また、液体窒素に生花をつけてバラバラにする実験を数名の児童に体験してもらうと、「パリパリして気持ちよかった」「面白かった」などの感想が聞かれました。
 ものづくりの「光の万華鏡」では、職員が作り方を説明しながら進めて、作製後は“光の三原色”や“分光シートの原理”などを説明し、実際に作製した万華鏡でLEDライトを覗いて光の色の成分を観察しました。自作した万華鏡を楽しそうに覗いていた児童は「キラキラしてきれい」「本当に光が分かれて見える!」と興奮した様子でした。
 
 出前授業終了後は、子ども達から、「とても楽しかったです。また、来てほしいです。ありがとうございました。」と挨拶を貰い、とても有意義な出前授業になりました。今回は初めての吉野東小学校での出前授業でしたが、我々にとっても児童と触れ合える貴重な体験となりました。
 
 
(写真上:液体窒素でおもしろ実験)
(写真下:光の万華鏡)