トップページトピックス大学院理工学研究科技術部 第74回地域連携活動出前授業「おでかけ実験隊」を実施

大学院理工学研究科技術部 第74回地域連携活動出前授業「おでかけ実験隊」を実施

[記事掲載日:18.03.14]

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の74回目(今年度第17回)として、2月28日に出前授業「おでかけ実験隊」開催しました。
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 
 今回は、技術部から職員10名が出向き、鹿児島市立吉野小学校6年生170名の児童に対して、科学実験「液体窒素でおもしろ実験」を実施しました。
 演示形式での「液体窒素でおもしろ実験」では、液体窒素に花や風船、ゴムボールなどを入れる実験を行いました。子どもたちは各実験の前に口々に自分の予想を言い合い、結果を見て驚きの声をあげていました。また、今回の授業では、子どもたちが液体窒素に入れてみたいものを持ってきてもらい、実際に入れてみる実験も行いました。子どもたちは、グミやスライムなどそれぞれ自分たちで選んだものがどう変化するかを、真剣に見つめていました。花を液体窒素に入れる体験を行った子どもからは、「面白かった」や「柔らかかった」などの感想が聞かれ、興奮した様子で実験を楽しんでいました。
 出前授業終了後のアンケートには、「他にもいろいろなものを液体窒素に入れてみたい」や「楽しかったのでまたやりたい」などの感想が見られ、科学実験への興味が促されたのが感じられ、有意義な出前授業となりました。
 
 
(写真上・中:液体窒素でおもしろ実験)
(写真下:体験の様子)

180228odekake01.jpg

180228odekake02.jpg

180228odekake03.jpg