トップページトピックス【理工学】鹿児島ロケット3号機 ユピテル号の打上げ実験報告会を開催

【理工学】鹿児島ロケット3号機 ユピテル号の打上げ実験報告会を開催

[記事掲載日:22.04.19]

  • topics-SDGs-04(質の高い教育をみんなに)
  • topics-SDGs-09(産業と技術革新の基盤を作ろう)
  • topics-SDGs-17(パートナーシップで目標を達成しよう)

 本学大学院理工学研究科では、4月18日に稲盛会館及びオンラインにて、3月16日に実施した「鹿児島ロケット3号機 ユピテル号」の打上げ実験に関する報告会を開催しました。

220418_roke_3.jpg 

 報告会では、鹿児島ハイブリッドロケット研究会代表で本学大学院理工学研究科 片野田 洋 教授から、ロケット機体情報と前号機からの変更内容、人員や当日のスケジュール、実験結果について概要の説明がありました。続けて、大学院理工学研究科の入江将崇さんより、取得データの解析結果として、ロケット飛行の情報や高度、GPSデータに基づく位置情報など、詳細な説明がありました。

 参加者、オンラインによる質疑後、片野田先生は「(実験結果として)トータル的に70点。パラシュートが開かなかった原因は順を追って確認が必要」とする一方、「GPSデータが取得できたことは大きな収穫。次号機に向け検討を重ねていきたい。肝付町をはじめ今回の打上げに関わった多くの関係者に御礼申し上げます。」と一定の成果について喜びを語りました。

 片野田研究室では、"ロケット"を通した、地域の発展のための取組を続けていくこととしております。

220418_roke_1.jpg

概要を説明する片野田教授

220418_roke_2.jpg

データ解析結果を報告する入江将崇さん