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先端科学研究推進センター銘板除幕式を開催

[記事掲載日:22.04.27]

  • topics-SDGs-03(すべての人に健康と福祉を)

 先端科学研究推進センターでは、4月19日に銘板除幕式を開催し、馬場 昌範研究・国際担当理事、小山 佳一先端科学研究推進センター長による除幕が行われました。

 同センターは、令和4年度概算要求教育研究組織改革分(組織整備)「先進的生命科学研究推進センターの設置~オール鹿児島大学でのコロナ研究推進」により設置されたもので、感染制御研究ユニット、先端生命科学動物実験ユニット、研究支援ユニットで構成されます。

 「感染制御研究ユニット」は、新設したバイオセーフティレベル3(BSL3)実験室を活用しつつ、学内の各部局や学外の企業などと連携・協力し、社会・地域からのニーズが高い新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を中心とする新興・再興ウイルス感染症から人々を守るための予防・治療法の研究開発や、それに携わる研究者育成等を担います。
 「先端生命科学動物実験ユニット」は、本学の実験動物を用いた研究支援・推進を担ってきた研究支援センター動物実験施設と医用ミニブタ・先端医療開発研究センターを合併・改組することで、動物実験施設の全面改修と併せ、感染症対応(感染動物実験エリア整備)、SFP(specific pathogen free)対応設備導入等の高機能化を図り、小動物から大動物までの一貫した実験動物の活用による研究の推進が可能となります。
 「研究支援ユニット」は、研究支援センターの遺伝子実験施設、アイソトープ実験施設、機器分析施設を統合し、研究支援を主業務とします。

 各ユニットが連携することで、動物実験管理、高付加価値医用ミニブタやカニクイザル等の更なる活用、分析装置のコアファシリティ化等も期待され、第4期中期目標に掲げる地域特性を活かした研究及び先進的感染制御等の国際レベルの研究に寄与します。

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除幕後の馬場研究・国際担当理事(右)と小山先端科学研究推進センター長
(※ 除幕の時のみ、マスクをはずしています)

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感染制御研究ユニットの実験室