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【獣医】南九州畜産獣医学拠点開設記念式典を挙行

[記事掲載日:24.03.14]

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 2024年4月にオープンする曽於市の南九州畜産獣医学拠点(通称SKLV=スクラブ)の開設記念式典が、3月9日、曽於市の旧鹿児島県立財部高等学校跡地に整備したSKLV内の施設で盛大に挙行されました。式典には、五位塚剛曽於市長と共同事業者の佐野輝鹿児島大学長をはじめ、来賓の森山𥙿衆議院議員、池田貴城文部科学省高等教育局長等のほか、約250人の関係者が出席し、完成を祝いました。
 SKLVは、産業動物モデル飼育エリア(次世代閉鎖型牛舎・研究用鶏舎等)、地方創生エリア(講義室(双方向遠隔講義システム設置)・宿泊施設・カフェスペース・レンタルオフィス等)、馬エリア(厩舎・屋内外馬場・馬トレッキングコース等)の3つのエリアからなり、産学官の共同事業者が連携して事業を推進します。地方創生エリアや馬エリアの一部施設は、一般の方も利用できます。
 鹿児島大学は、SKLVにおいて、その中核となる共同獣医学部附属南九州畜産獣医学教育研究センターを設置し、全国の獣医系大学が抱える産業動物の獣医学教育の実習先不足を解消するため、全国から獣医学部生を受入れ、産業動物の臨床獣医学と動物衛生学に関する欧米水準(欧州獣医学教育機関協会=EAEVEの認証)の参加型実習プログラムや、我が国の畜産を支える産業動物獣医師の技能向上に資する自己研鑽プログラムを提供します。また、地域の畜産農家や企業等の産業動物疾病予防制御の高度化や地域診療等を通じて、疾病に強い地域畜産の発展や交流人口創出による地域の活性化にも貢献します。

参考:南九州畜産獣医学拠点HP(https://sklv-soo.jp/


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( 佐野学長による共同事業者代表挨拶 )


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( テープカットの様子 )

( 左から3人目より、佐野学長、森山議員、五位塚市長、池田局長 )