【島嶼研・奄美分室】国際島嶼教育研究センター奄美分室設置10周年記念シンポジウムを開催
[記事掲載日:25.03.11]
国際島嶼教育研究センターは2月15日、奄美分室(奄美市名瀬)の設置10周年を記念して、シンポジウムをアマホームPLAZAで開催し、本学や行政の関係者のほか、一般市民など約160人(オンラインを含む)が参加しました。
国際島嶼教育研究センター奄美分室は、奄美群島域に密着した教育研究や社会貢献活動の中核的拠点として、平成27年4月に開設されました。同地域を研究フィールドとする専任教員や研究員が常駐し、学内の多くの兼務教員との協力連携により、奄美群島の文化と自然の多様性の保全とその多様性維持機構の解明の活動を推進しています。
シンポジウムでは、高宮広土氏(前 国際島嶼教育研究センター長)による「奇跡の島々の先史学」と題した基調講演のほか、学内外の研究者による奄美群島域における教育研究成果の報告がありました。引き続いて、岩井久理事(企画・社会連携担当)、山本雅史国際島嶼教育研究センター長、安田壮平奄美市長、松藤啓介鹿児島県大島支庁長、池田忠徳奄美群島広域事務組合事務局長のほか、講演者らが登壇しパネルディスカッションが行われ、奄美群島域における本学の今後の教育研究や社会貢献活動の在り方をめぐって活発な意見交換がありました。最後に井戸章雄理事(研究・情報担当)から閉会の挨拶があり、世界遺産登録された奄美群島域を有する本学の同地域における役割を再確認する有意義なシンポジウムを締めくくりしました。
(山本雅史 国際島嶼教育研究センター長による開会の挨拶)
(高宮広土 前国際島嶼教育研究センター長による基調講演) |
(奄美分室 牧貴大特任研究員の講演) |
(長崎大学 佐藤靖明准教授による講演) |
(医歯学総合研究科 網谷真理恵准教授の講演) |
(パネルディスカッションの様子) |
(井戸章雄研究担当理事・副学長による閉会の辞) |