トップページトピックス令和7年度 鹿児島大学防災訓練を実施

令和7年度 鹿児島大学防災訓練を実施

[記事掲載日:25.12.18]

  • topics-SDGs-16(平和と公正をすべての人に)

 本学では、12月12日に「令和7年度鹿児島大学防災訓練」を実施しました。
 この訓練は、地震、風水害、火山噴火その他の自然災害並びに火災等の災害発生時において、教職員等が一体となり、迅速かつ的確な災害応急活動ができるよう防災体制の確立を図るとともに、防災意識の高揚と防災・減災・救命技術の向上を図ることを目的として、毎年実施しているものです。

 今回の訓練は、震度6強の地震及び火災の発生を想定し、自衛消防組織の総務班、消火班、避難誘導班等の各班の職員が、防災訓練マニュアルに基づき防災訓練に取り組みました。
 訓練は、第1部として避難・誘導、救助、模擬消火等の防災訓練、第2部として消火器取扱訓練及び救助用工具取扱説明を実施しました。訓練後には、本日の指導にあたった鹿児島市消防局甲南分遣隊から、大規模災害時の救助対応や心構え、本日の防災訓練に対する講評がありました。続いて本学の災害対策本部長である井戸学長から、最近の日本列島での地震発生状況や火山活動を鑑みて、日頃から防災意識を持ち火災や自然災害に備えることが重要である旨の挨拶がありました。

 引き続き行われた第3部の「救命講習」では、教職員及び学生46名が参加して心肺蘇生法(人工呼吸・胸骨圧迫)、AED使用法、応急手当法等の説明及び実技講習を行いました。また第4部のBCP訓練では、本部BCP「桜島大規模噴火対策編」に基づき、災害対策本部の設置訓練、災害対策分室・支部との情報伝達訓練及び各班の机上訓練を実施し、災害時対応の確認を行いました。

 また、同日の正午に本学の安否情報システム(ANPIC)を利用した、総務班担当者による教職員・学生との安否確認の送受信訓練も併せて実施しました。

251212_bousai01.JPG  251212_bousai02.JPG

(防災訓練の様子)

251212_bousai03.JPG

(救命講習の様子)