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特別研究会「父親になるか、ならないか-霊長類の複雄群におけるオスの繁殖の偏り」

  • 開催日

    2020年01月14日(火)
  • 時間

    16:30~18:00
  • 場所

    総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室(郡元キャンパス)
  • 対象

    どなたでも聴講可(学生・教職員・一般)
  • 参加方法

    参加無料。予約不要。途中入退出OK。どなたでも聴講できます。英語発表。
  • イベント概要

    父親になるか、ならないか:霊長類の複雄群におけるオスの繁殖の偏り

    To Be or Not to Be Father: Male Reproductive Skew in Primate Multimale Groups

     

    鹿児島大学国際島嶼教育研究センターでは、このほど特別研究会を開催いたします。

    講師:Antje Engelhardt(リバプール・ジョン・ムーア大学生物学・環境科学研究科)

    皆様のお越しをお待ちしております。

     

    ●奄美市でも視聴できます●(スカイプ視聴)

    鹿児島大学(鹿児島市)と、当センター奄美分室(奄美市名瀬港町)をスカイプでつないでおりますので、奄美分室でも視聴することができます。
    お近くにお住まいの方は、ぜひ奄美分室へお越しください!

    ◆奄美分室:国際島嶼教育研究センター奄美分室(鹿児島県奄美市名瀬港町15−1紬会館6階)


    ※本研究会は英語発表となります。

     

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    【概要】

     血縁選択は社会関係において強い選択圧となる。したがって、同じグループの個体間における血縁度はグループの社会生活にとって重要な意義がある。また、グループあるいは個体群の遺伝構造は保全の観点からも重要であり、近親交配は個体群の存続可能性を損なう。

     母系社会では、遺伝的多様性は主にオスの移籍パタンや繁殖成績によって決まる。複雄群で暮らす霊長類の場合、それぞれのオスがどれほど繁殖の機会を獲得し、それによって遺伝子プールに自身の遺伝子を残すかは、種によって実に多様である。このようなオスにおける繁殖の偏りの違いについて、その理由は未だに明らかでない。

     さらに霊長類において特徴的な点は、メスにおいて生殖に結びつかない交尾や性的シグナルの有無が多様であるということである。これらの形質は、霊長類におけるオス個体の繁殖成功に重要な役割をもつと考えられる。

     我々は、メスにおける性的シグナルの発現や機能、およびオスにおける繁殖の偏りに変異をもたらす潜在要因について、多くのマカク属種の比較研究を行ってきた。講演では、我々の研究成果について紹介する。

     

     Kin selection is a strong driver of social relationships. Thus, the degree to which individuals of the same group are related to each other can have significant implications for the group’s social life. At the same time, the genetic composition of a group or population is also important from a conservation point of view, with inbreeding potential posing potential harm to the population’s survival. In female-philopatric groups, genetic diversity is majorly influenced through the migration patterns and reproductive performance of males. In primates living in mutlimale groups, the degree to which individual males get the opportunity to reproduce and thus keep their genes in the pool various astonishing between different species. The reason for this difference in male reproductive skew still remains obscure. Furthermore, primates are special in the degree to which females show non-procreative mating and exhibit sexual signals. There is good reason to assume that these traits play an important role for individual male reproductive success in primates. We have studied the occurrence and function of female sexual signals, and potential causes for the variation of male reproductive skew across a number of macaque species. I will present our results in this talk.

     

     

  • イベントリンク先

  • 問い合わせ先

    国際島嶼教育研究センター
  • 電話番号

    099-285-7394
  • メールアドレス

    shimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jp
  • 一般参加