トップページイベント情報【国際島嶼】第213回研究会

【国際島嶼】第213回研究会

  • 開催日

    2021年10月04日(月)
  • 時間

    16:30~18:00
  • 場所

    オンラインと対面(総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室)
  • 対象

    学生・教職員・一般
  • 参加方法

    〔申込方法〕 【対面式】は先着15名様でshimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jpまたは099-285-7394へ(担当:西) 【オンラインZoom】sotayama@cpi.kagoshima-u.ac.jp (担当:山本) 〔申し込み締切〕9/30(木) 〔参加費〕 【対面式】無料:参加するにあたりご自身の体調を十分にお考えのうえ、ご参加ください。ご参加いただく際はマスク着用等、感染防止にご協力ください。 【オンライン】通信費は参加者負担
  • イベント概要

    「隆起サンゴ礁の島 喜界島におけるサンゴ礁を通じた 研究・教育プラットフォームの構築」
    駒越太郎(喜界島サンゴ礁科学研究所)
     
    奄美群島喜界島は過去約10万年前より海水準の変動と島の隆起によってサンゴ礁が離水しサンゴ礁段丘という地形がよく発達している。地質的にも地域の暮らしとサンゴ礁が密接に関わっている地域の一つである。そんな喜界島を拠点に喜界島サンゴ礁科学研究所は2014年から活動を開始した。現在まで多くの研究者や地域の方々に支えられ、サンゴ礁と社会を結ぶプラットフォームとしての役割を目指し、活動7年目を迎え研究所では「研究」「教育」「普及」を3本柱として「喜界島・海・サンゴ・サイエンスに関わる全ての人をつなげる活動」を続けている。
    サンゴ礁というフィールドは、理系・文系を隔てず多くの学問分野、さらには芸術アートの分野まで多様な人々が集まる。このフィールドの特性を活かして、喜界島サンゴ礁科学研究所では、サンゴ礁科学を中心に多分野の研究を融合させ地域の過去、現在未来を考える研究プロジェクト「MIRAIプロジェクト」、そして、小学生~大学生・社会人を対象としたサンゴ礁における研究教育プログラム「KIKAI College」を展開している。
    発表者の研究活動としてはこれまで、二枚貝の殻やサンゴの骨格を形成する炭酸カルシウムの酸素・炭素同位体比・微量元素の分析と骨格に刻まれる成長線の解析を通して、現在から過去の海洋環境を推定する研究を行ってきた。現在、フィールド滞在型の研究員として、これまでの地球化学分析に加え、現地だからこそできる地域と協働したサンゴ礁の調査や海洋観測を進めている。
    今回の研究会では、喜界島における研究活動と、そこから生まれたアウトリーチ活動について紹介する。
     
    「研究会」の案内はこちら
     
     
  • イベントリンク先

  • 問い合わせ先

    国際島嶼教育研究センター
  • 電話番号

    099-285-7394
  • メールアドレス

    shimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jp
  • 一般参加