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第162回国際島嶼教育研究センター研究会のご案内

[15.09.14]

 国際島嶼教育研究センター研究会を下記のとおり開催いたします。
 皆様方、多数のご参加を心よりお待ち申し上げます。
 
 
            記
 日 時:平成27年9月28日(月)午後4時半~
 会 場:総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室
 講 師:屋良 健一郎(名桜大学国際学群)
 演 題:近世の種子島と家譜史料
 
 
【要旨】
 
中世の種子島を支配していた種子島氏は、16世紀に島津氏に従属し、近世には薩摩藩の家老として活躍した。種子島家が19世紀に編纂した『種子島家譜』は、種子島の歴史を知るための重要史料であり、これまでの研究でも頻繁に利用されてきた。『種子島家譜』以外にも、種子島には延宝5年(1677)に編纂された『種子島譜』、明和6年(1769)に編纂された『種子島正統系図』という二つの家譜、さらには種子島家の家臣によって記された家譜に類する史料が存在する。これらの史料の記述には似通ったものが多いが、若干の違いも存在する。その違いに注目することで、それぞれの家譜の特徴や、『種子島家譜』だけでは見えてこない種子島の歴史について考えていきたい。また、家譜以外にどのような史料が種子島に存在するのかを紹介し、今後の種子島研究の展望についても述べたい。
 
 
 
 
 ※参加無料でどなたでも参加できます・当日参加可能
 
 
 
 この研究会は、本学当センターと奄美分室をスカイプでつないでおり、奄美分室でも視聴することができます。
 奄美分室へもお気軽にお運びくださいますと幸いです。
 
 
 
 
【問い合わせ先】
 鹿児島大学国際島嶼教育研究センター
 〒890-8580 鹿児島市郡元1-21-24
 電話:099-285-7394 Fax:099-285-6197
    E-mail:shimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jp