映画『首相官邸の前で』上映と対話型シンポジウムを開催します
[15.12.04]
「社会を記録すること、出来事を伝達すること。-小熊英二監督『首相官邸の前で』トークシェア上映」
法文学部中路武士研究室では、講義の一環として、福島第一原発事故後の社会運動の新しい可能性を探り、人びとが惹き起こした出来事を記録したドキュメンタリー映画『首相官邸の前で』のトークシェア上映を次のとおり実施します。
開催日時:平成27年12月15日(火)14:50~18:00
場所:鹿児島大学郡元キャンパス共通教育棟1号館4階「Common Room 2」(定員72名)
プログラム:
14:40 開場
14:50~15:00イントロダクション(挨拶・趣旨説明:中路)
15:00~16:50 映画『首相官邸の前で』(109min)上映
※参照URL http://www.uplink.co.jp/kanteimae/
17:00~18:00 トークシェア(議論)
ゲスト:小熊英二(歴史社会学・慶應義塾大学教授)Skype出演
モデレーター:中路武士(映画論・鹿児島大学准教授)
『首相官邸の前で』上映後、インターネット(Skype)を使用して、監督の歴史社会学者・小熊英二氏と中継をつなぎ、映画の感想を語り合いながら、いま日本で起きている社会運動について、そしてデジタル・メディアの可能性について、参加者と一緒に意見を交換し、ディスカッションを実施します。
※参加費無料・事前登録不要・来聴自由
(学外の方の参加も可能ですが、公共交通機関をご利用してご来場ください)
※法文学部人文学科「デジタル文化論」「デジタル文化論演習」と連結して実施
●小熊英二(おぐま・えいじ)
1962年、東京生まれ。東京大学農学部卒業。出版社勤務を経て、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了。現在、慶應義塾大学総合政策学部教授。
著書に、『社会を変えるには』(講談社現代新書、2012年、新書大賞)、『1968』(新曜社、2009年、角川財団学芸賞)、『<民主>と<愛国>―戦後日本のナショナリズムと公共性』(新曜社、2002年、毎日出版文化賞、大佛次郎論壇賞)、『単一民族神話の起源―<日本人>の自画像の系譜』(新曜社、1995年、サントリー学芸賞)など。
○主催・お問い合わせ先○
鹿児島大学法文学部 中路武士研究室
mail:nakaji@leh.kagoshima-u.ac.jp
099-285-8909
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