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国際島嶼教育研究センター研究会の開催について

[16.03.04]

国際島嶼教育研究センター研究会を下記のとおり開催いたします。皆様方、多数のご参加を心よりお待ち申し上げます。
 
日 時:平成28年3月7日(月) 午後4時30分~
会 場:総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室
講 師:近藤 友大氏(宮崎大学地域資源創成研究センター)
演 題:国内におけるパッションフルーツ、アボカドなどの熱帯果樹栽培の現状と課題
 
【要旨】
 温暖化の進行などの影響により、近年国内では西南暖地を中心に熱帯果樹栽培に注目が集まっている。
特にカンキツの生産地では温暖化に伴い浮皮や低酸化、貯蔵性の低下など栽培上の問題が顕在化してきているので、新規熱帯果樹の導入などの対策が望まれている。
 現在、国内で栽培されている代表的な熱帯果樹はマンゴーであるが、重油代の高騰などによって栽培面積の増加は頭打ちになっている。
そこで、西南暖地において無加温での栽培や露地栽培が可能な熱帯果樹に注目が集まっている。
パッションフルーツは1年生作物のように毎年更新しながら栽培することが可能なので暖房費はほとんどかからない。
 また、アボカドは低温に比較的強く、品種によっては‐6℃まで耐えると報告されており、露地栽培や無加温での施設栽培が可能と考えられる。したがって、パッションフルーツの栽培面積は急激に拡大しており、アボカドの栽培は国内各地で始まっている。
 パッションフルーツもアボカドも国内での栽培が始まったばかりなので、数多くの栽培上の課題が存在する。パッションフルーツおよびアボカドの国内での栽培状況と課題、これまでの研究成果や今後必要となる研究に関して発表する。
 
※参加無料でどなたでも参加できます・当日参加可能
 
 
この研究会は、本学当センターと奄美分室を
スカイプでつないでおり、奄美分室でも視聴することができます。奄美分室へもお気軽にお運びくださいますと幸いです。
 
詳細は、国際島嶼教育研究センターHPをご参照ください。こちら
 
 
問い合わせ先
鹿児島大学国際島嶼教育研究センター
電話:099-285-7394 Fax:099-285-6197
E-mail:shimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jp