トップページお知らせ平成28年度 防災・日本再生シンポジウム「島嶼の自然災害と防災」のお知らせ

平成28年度 防災・日本再生シンポジウム「島嶼の自然災害と防災」のお知らせ

[16.10.18]

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 2010年10月の奄美豪雨災害、2015年5月の口永良部島火山噴火災害など、薩南諸島(大隅諸島、トカラ列島、奄美諸島)では、最近、台風・豪雨や火山噴火による自然災害が相次いで発生している。この地域では、1813年の諏訪之瀬島噴火災害、1841年の口永良部島噴火災害、1911年の喜界島地震・津波災害、1990年の奄美大島台風・豪雨災害など、過去にも台風・豪雨災害や地震・津波災害、火山噴火災害などの自然災害の被害をたびたび受けてきた。口永良部島と諏訪之瀬島では、火山噴火によって住民は島外移住を余儀なくされ、島は長期にわたって無人島化したことがある。
 
 社会インフラ、防災インフラの整備が遅れた島嶼地域で自然災害が発生すると、道路やライフラインが途絶し、集落は孤立する恐れがある。交通や通信、物資の輸送は途絶え、島民の日常の生活や医療等におおきな支障が出る。最悪の場合は、全島避難という重大事態に至ることもある。
 
 こうした自然災害にどう備えるか、喫緊の課題である。災害が発生しても被害を最小限に軽減するための備えが求められている。本シンポジウムでは、自然災害に対する島嶼の防災の現状と課題を明らかにするとともに、防災課題を解決するための方策について、行政、市民を交えて議論する。
 
【日時】平成28年11月26日(土)13:20~17:00
 
【場所】工学部建築学科01教室(鹿児島市郡元1-21-40 郡元キャンパス)
 
【対象者】ご興味のある方
 
【内容】チラシ・ポスター参照
 
参加費は無料です。
 
詳細は、こちら
 
【お問い合わせ先】
鹿児島大学地域防災教育研究センター
TEL:099-285-7234  
FAX:099-285-8495  
E-mail:bousai@kuas.kagoshima-u.ac.jp