【水産学部】シンポジウム「海洋学におけるデータサイエンス」
[22.12.02]
本学の教員がコンビーナーとなり、標記のシンポジウムを開催します。このシンポジウムでは、海洋・気象観測データ、人工衛星データ、現場観測値をモデルシミュレーションに同化した再解析データなどを活用した海洋研究や、漁業現場、海洋環境問題への応用研究など、多岐に渡る研究成果が紹介されます。参加無料、関心のある方はどなたでもご参加いただけます。
コンビーナー:加古 真一郎(本学理工学研究科)、中村 啓彦(本学水産学部)
共催:水産海洋学会海洋学会西南支部、海洋学会沿岸海洋研究会
【日時】 2022年12月8日(木) 9:30~17:00
【会場】 稲盛会館
【お問い合わせ】
水産学部学部
担当:中村 啓彦
TEL:099-286-4100
MAIL:nakamura@fish.kagoshima-u.ac.jp
プログラムをご紹介します
9:30~9:40 挨拶
笠井 亮秀(水産海洋学会副会長)
中野 俊也(海洋学会西南支部長)
9:40~9:45 趣旨説明
加古 真一郎(本学理工学研究科)
【基調講演】 座長:加古 真一郎
9:45~10:25
1. AIと市民科学による海洋プラスチックごみ研究
松岡 大祐(JAMSTEC)
10:25~11:05
2. データサイエンスの海洋・水産分野への応用
~データサイエンスは良い漁場を見つけられるのか?~
飯山 将晃(滋賀大学)
【一般講演】 座長:杉松 宏一(水産研究・教育機構)
11:05~11:25
3. 多様なステークホルダーが持つ研究ニーズ把握手法の検討
渡慶次 力(福井県立大学)
11:25~11:45
4. 漁業者向け海洋データの可視化及び実装
小田 謙太郎(株式会社メタシステム研究所、本学情報基盤統括センター)
国府田 諭(株式会社メタシステム研究所)
水上 陽介(オーシャンソリューションテクノロジー株式会社)
11:45~12:05
5. 水産ビッグデータの構築と衛星データ活用によるスマート水産の社会実装
水上 陽介(オーシャンソリューションテクノロジー株式会社)
小田 謙太郎
座長:渡慶次 力(福井県立大学)
13:10~13:30
6. 海洋観測ビックデータを生み出すArgoとデータ品質管理への適用
細田 滋毅(JAMSTEC)
13:30~13:50
7. 八代海有害赤潮対策のための大型自動観測ブイ
杉松 宏一(水産研究・教育機構)
13:50~14:10
8. 帰納的機械学習モデルによる全球気候区分
島袋 琉・冨田 智彦(熊本大学)
福井 健一(大阪大学)
座長:渡邉 俊輝(山口県水産研究センター)
14:10~14:30
9. 北部薩南海域の春期ブルームにおける動物プランクトンのエネルギー経路
谷口 綾音(本学水産学部)
一宮 睦雄、小森田 智大(熊本県立大学)
東 隆文、牧野 文洋、久米 元、小針 統(本学水産学部)
14:30~14:50
10. カツオ仔稚魚の成長および餌生物の海域間比較
山口 琴音、山田 やよい(本学水産学部)
木村 克也、津田 裕一(水産研究・教育機構)
久米 元、小針 統(本学水産学部)
14:50~15:10
11. 薩南海域に来遊するブリ稚魚の餌料源
中谷 颯人(本学水産学部)
一宮 睦雄、小森田 智大(熊本県立大学)
東 隆文、牧野 文洋、小玉 将史、久米 元、小針 統(本学水産学部)
座長:中村 啓彦
15:20~15:40
12. 九州南部海況予報モデルのデータ同化実験
広瀬 直毅、劉 天然(九州大学)
15:40~16:00
13. 物理生態系結合モデルを用いたケンサキイカ漁場予測の試み
伊藤 毅史(佐賀県玄海水産振興センター)
高山 勝巳(いであ株式会社)
広瀬 直毅(九州大学)
16:00~16:20
14. 3次元海洋熱輸送のより正確な推定方法
谷口 勝平、広瀬 直毅、劉 天然、大貫 陽平(九州大学)
16:20~16:40
15. 同化モデルで再現された降水起源の低塩分プールとその挙動
滝川 哲太郎(長崎大学)
広瀬 直毅(九州大学)
立花 義裕(三重大学)
中村啓彦
仁科 文子(本学水産学部)共同観測チーム
16:40~17:00 総合討論
進行:加古 真一郎、中村 啓彦
17:00~ 閉会の言葉