奄美〈環境文化〉教育プログラム・第3期受講生の募集を開始

[23.06.02]

　鹿児島大学では、奄美群島の個性を深く理解し、その価値を高めて仕事や暮らしに生かすことを目的に、奄美〈環境文化〉教育プログラムを開設してきました。開講3年目となる本年は、奄美群島の自然、歴史、文化を体系的に学ぶ入門コース「基幹プログラム」を6月17日（土）～10月7日（土）の期間で開講します。募集期間は、6月2日（金）から6月9日（金）16時までとなっています。

　「基幹プログラム」は、全70時間をオンライン授業と現地実習を組み合わせて実施し、受講料は無料です。受講生は、群島全域から10代から70代の多様な世代と経歴を持つ方が、大学の教員だけでなく、島の年配者や事業者などとも交流しながら、学ぶ内容になっているのが特徴です。

詳しくは、以下のURLから確認してください。
https://www.life.kagoshima-u.ac.jp/amami/amami2023/（生涯学習部門HPへ）

　なお、本年度は、初の試みとして、入門コース「基幹プログラム」で発見した奄美の価値を社会に実装していくことを目的とした応用コース「実装プログラム」を10月から翌2月で開講する予定です。受講できるのは、昨年度までの「基幹プログラム」修了者となります。

過去の受講の様子

徳之島の環境文化実習を終えて、地域の特徴や魅力を共有するワークショップ

喜界島・志戸桶集落にて、集落の方と「暮らしの中の植物利用」をテーマに意見交換

5つの島（奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島）を会場に受講生が集い、オンラインで5島をつなぎ実施した「修了課題２」の授業。