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【島嶼研】第246回研究会のご案内

[25.02.21]

国際島嶼教育研究センターでは第246回研究会を開催いたしますのでお知らせします。
詳細は以下をご覧ください。

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【詳細】
日時:令和7年3月10日(月)16時30分~18時
会場:総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室およびオンライン(Zoom)
演題:鹿児島県島嶼の野生ユリ
講師:宮本旬子(鹿児島大学大学院理工学研究科)
橋口浩志(鹿児島大学大学院農林水産学研究科)

【要旨】

ユリ科ユリ属は世界に約115種あり、日本産の種は、クルマユリ、ヒメユリ、スカシユリ、エゾスカシユリ、ヤマユリ、カノコユリ、オニユリ、コオニユリ、ノヒメユリ、ササユリ、ヒメサユリ、ウケユリ、タモトユリ、テッポウユリ、およびタケシマユリであるとされている。鹿児島県内では、ヤマユリ、カノコユリ、オニユリ、コオニユリ、ノヒメユリ、ウケユリ、タモトユリ、テッポウユリ、タカサゴユリおよびシンテッポウユリ等の栽培品種の採取記録がある。ヤマユリやシンテッポウユリ等は栽培下からの逸出と考えられ、タカサゴユリは台湾産の外来種である。タモトユリは口之島固有、ウケユリは奄美大島~徳之島固有、狭義カノコユリは甑島を含む九州固有で、環境省や鹿児島県のレッドデータブックに掲載されていて保護対象となっている。前半では、宮本が、主に1990年代より実施してきた、タモトユリ、ウケユリ、カノコユリ、およびタカサゴユリ等の生育地調査と遺伝的解析の概要を紹介する。後半では、橋口が、甑島列島および九州島南西部に自生するカノコユリ個体群についての最新の知見を紹介する。

【申込み方法】メール、電話、
URL:http://cpi.kagoshima-u.ac.jp/jp/seminar/kenkyukai/registration.html
【申込み〆切】令和7年3月6日(木)
【対象】学生、教職員、一般
【参加費(受講費)】無料
【場所】総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室およびオンライン(Zoom)
【その他】オンライン(Zoom)は先着100名様

【お問い合わせ】
国際島嶼教育研究センター
【対面式】shimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jpまたは099-285-7394へ(担当:井手元)
【オンラインZoom】sotayama@cpi.kagoshima-u.ac.jp (担当:山本)