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教育学部技術科の学生らが木製遊具をプレゼント

[記事掲載日:15.01.07]

 鹿児島大学教育学部技術専修4年生の月足恵さんが卒業研究で開発した木製遊具を地域の子ども達に向けて平成26年12月24日にプレゼントしました。遊具は、地元鹿児島県産のスギ材で作られており、本学教育学部附属幼稚園で実際に組み立て、遊具としての機能や安全性を本学教育学部木材加工研究室により検証しています。

 

 遊具を設置した場所は、霧島市にある高齢者向け小規模多機能ホーム「よいやんせ」の敷地内です。この施設は、地域住民の集える環境を提供しており、ひと・もの・情報の交流拠点として「まちの駅」の認定(平成19年4月)を受けています。

 

 学生自らのアイディアで設計した遊具は、2階フロアへの階段とは別に昇降する遊具機能を盛り込んでいます。さらに、1、2階のフロアに穴をあけ、クリの樹を取り込んでおり、樹木と直接触れ合えるように工夫しています。地域住民が自由に集い、施設の高齢者と交流できる空間となるよう、幼児から高齢者が楽しめる木のぬくもりあふれる環境づくりを提供しました。

 なお、今回の木製遊具製作は、大和木材株式会社と協働で、平成26年度鹿児島県森林環境税「木のあふれる街づくり事業」の補助を受けて行われました。

 

 お近くにお寄りの際は、学生の研究成果の木製遊具を是非ご覧ください。(まちの駅「よいやんせ」 所在地:霧島市溝辺崎森2759-1)

 

(写真上:12月24日、クリ林の広場に設置された木製遊具)

(写真中:製作を見守る地域の人々)

(写真上:製作した学生(左から中俣滉、東瑞希、月足恵、北原綾乃、後口陽成))

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