トップセミナー開催「産学連携活動の更なる深化に向けて」

　鹿児島大学では、１月１4日、経済産業省産業技術環境局の宮本岩男技術振興・大学連携推進課大学連携推進室長を講師に招いて、「産学連携活動の更なる深化に向けて」と題して、トップセミナー（二部構成）を開催しました。

 

本セミナーは、経済産業省が実施している「産学連携機能評価に関する調査」結果に基づく産学連携評価指標に係る分析内容に加え、大学発ベンチャーの成長要因分析、産業界の教育ニーズに係る分析内容、大学の基礎研究力に係る分析等について教示いただくことで、本学の今後の産学官連携活動の一層の促進に資することを目的として開催したものです。

 

　宮本室長は、産学連携の現状及び課題、大学発ベンチャーの成長要因分析、産業界の教育ニーズに係る分析、オープンイノベーションに係る企業の意識決定過程と課題認識のほか、「産学連携機能評価に関する調査」結果等について解説。さらに「産学連携評価指標の積極的な活用を通して、大学の強み・弱みを把握した上で、産学連携機能強化を推進していただきたい」と大学マネジメント指標における内部評価の重要性について説かれました。

 

参加した前田芳實学長をはじめとする役員、部局長及び幹部職員のほか産学官連携活動関係教職員約70名は、産学連携活動のあり方についてあらためて理解を深める有意義な機会となりました。

 

 　　　

（写真上：講演する経産省　宮本室長）

（写真下：セミナーの様子）