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10年目を迎えた社会人のための職業教育「林業生技術者養成プログラム」開講式を開催

[記事掲載日:16.06.03]

 鹿児島大学は、6月1日、かごしまルネッサンスアカデミー履修証明プログラム高度林業生産システムを実現する「林業生産専門技術者養成プログラム」を開講しました。
 本講座では、林業現場の最前線に従事するプロの方々を対象とし、『新しい時代の林業親方をつくる』と銘打ち、①木材生産の依頼に対し適正な生産システムによる現場管理ができる、②壊れにくく効率の良い作業路網の作設ができる、③流通に通じ、市場や需要に応じた対応ができるという3つの教育目標を掲げ、垂水市にある農学部附属高隈演習林を会場に延べ15日間にわたって提供し、林業組織の中核的人材である素材生産業のリーダーを育成しています。
 
 初日の開講式には、プロとして林業現場で活躍されている受講生9名が出席し、岩井久農学部長、つづいて、岡勝演習林次長からのあいさつがありました。
 本学が全国に先駆けて実施してきた本講座も10年目に突入し、受講生も140人を超えました。大学が行う林業分野での社会人教育プログラムは他にほとんど類例がなく、日本の森林・林業を最前線から支える人材を輩出しつづけています。磨き続けたカリキュラムを認められ、今回から、文部科学省の認める職業実践力育成プログラム(BP)に認定されました。
 
 本学では今後も、人的資源・ネットワークを活かして、日本の森林・林業を最前線で支える人材の実践力育成に取り組みます。
 
 
(写真上:岩井農学部長によるあいさつ)
(写真中:岡演習林次長によるあいさつ)
(写真下:集合写真)
 

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