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「鹿児島大学の国際化推進に向けて」グローバルセンターシンポジウムを開催

[記事掲載日:16.06.09]

 6月3日、学習交流プラザの学習交流ホールにおいて、グローバルセンターシンポジウムを開催しました。
 鹿児島大学では、第3期中期目標・中期計画において、「大学の基本的な目標」の一つに「グローバルな視点を有する地域人材育成の強化」を掲げ、「グローバル教育の推進」を、「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」の一つとして挙げています。
 「グローバル教育の推進」に該当する中期目標の一つには、「グローバル化が進む社会の現状を理解し、国際的に活躍できる人材を育成するとともに、海外の学術機関等との教育・研究の交流を深め、国際貢献を推進する」を挙げており、その目標を担う中期計画として、「グローバル社会を牽引する人材を育成するため、平成28年度に「グローバルセンター」を設置する」計画を策定し、このほど4月に、留学生センター、国際連携推進センターを統合して「グローバルセンター」を設置する運びとなりました。
 
 はじめに、前田芳實学長から「グローバルセンターの設置によって、一貫した教育・研究のビジョンをもって、海外研修事業、派遣留学事業、外国人留学生事業、国際共同研究が連動し、各部局・教育センター等と密接に連携できる体制が整うと期待しております」と挨拶がありました。
 引き続き、グローバルセンターの機能とビジョンについて、畝田谷桂子学長補佐留学生担当から概要説明があり、「グローバルセンターは、「キャンパス・グローバル化」、「学生海外派遣」、「外国人留学生」の3部門を擁し、部門間の連携とともに、全学から兼務教員を募ってお力をお借りし、グローバル化の裾野を拡げて本学のグローバル化を推進したいと思っております」と所信が述べられました。
 
 続いて、水産学部石崎宗周准教授から「教育プログラムによる大学の国際化」、理学部内海俊樹教授から「共同研究にもとづく大学の国際化」、理学部ハフィーズ ウル レーマン助教から「鹿児島大学での留学」、教育学部4年の永島佳奈さんから「海外留学の経験と学び」と題して国際活動の事例報告が行われました。
 また、森脇由紀鹿児島県観光交流局国際交流課係長から、鹿児島県の国際交流事業について説明がありました。
 
 その後、コメンテーターとして伊牟田均監事を迎え、鈴木英治グローバルセンター長の司会で、事例報告者4名と畝田谷学長補佐を交えてパネルディスカッションが行われました。参加者からは、ホームページの多言語化や英語による授業拡充についてなど、多くの質問が寄せられ、グローバル教育の推進に繋がる活発な意見交換が行われました。
終わりに、鈴木グローバルセンター長が閉会の挨拶を述べました。
 
  
(写真:前田学長による開会挨拶)
(写真:畝田谷学長補佐による概要説明の様子)
(写真:パネルデスカッションの様子)
 

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