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鹿児島大学SCPのエコスイーツ活動が、第6回毎日地球未来賞・奨励賞を受賞

[記事掲載日:17.02.14]

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 エコスイーツ活動として知られる鹿児島大学 Sustainable Campus Project(SCP)が第6回毎日地球未来賞の奨励賞を受賞し、2017年2月12日、毎日新聞大阪本社オーバルホール(大阪市)で行われた表彰式に出席し、記念講演を行いました。同賞は、21世紀の地球規模の課題である「食料」「水」「環境」の3分野で国内外の問題解決に向けて地道に取り組む個人や団体を顕彰するものです。
 記念講演では、10分間という限られた講演時間の中で、プロジェクトの歴史、活動の特徴、これまでに体験したユニークな出来事、さらには文字を多用したイメージに訴える4つのパートに分け、約100枚に及ぶスライドを駆使し、エコスイーツ活動のユニークさを表現しました。審査員からは、「地方の可能性や夢を感じさせる代表的事例」、「ビジネスモデルとして環境活動を進めており、持続可能性が高い」等のコメントが寄せられました。
 
 SCPのエコスイーツ活動は市民を巻き込んだ食品残さの循環ビジネスモデルで、食品残さの堆肥化、作物栽培、加工、スイーツ販売の全てに市民や企業が関与しています。活動規模は大きく、2016年度の参加スイーツ店は54社94店舗、販売されたエコスイーツは200種類を超えています。また、その活動はユニークな性格をもっており、研究でもあり、学生の教育の場でもあり、さらには社会貢献の意味も有しています。多くの受賞歴を誇り、低炭素杯2013では環境大臣賞金賞、eco japan cup 2013 ではエコまちづくり大賞、第13回全国大学生環境活動コンテストでは環境大臣賞を獲得しています。2016年度は、第4回 Good Life Award にて 実行委員会特別賞も受賞しています。
 SCPメンバーは既に2017年度に向けた準備活動を開始しており、ますますの発展が期待されます。
 
・受賞者一覧(全て法文学部)
 4年:落合礼智(学生代表)、高橋喜彦、遠矢夏妃、南ひかり
 3年:田元幸奈(学生代表)、岩元謙太郎、岡部航大、田代雄也
 2年:上国料優希、上村碧、山口華奈
 教員:大前慶和(教員代表)
 
 
鹿児島大学SCPのホームページ
 
 
(写真上:表彰式)
(写真中:記念講演)
(写真下:出席受賞者(右端は大前教授))