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総合教育機構シンポジウムを開催しました

[記事掲載日:17.11.06]

 鹿児島大学総合教育機構では、10月14日に、地域人材の育をテーマにシンポジウムを開催しました。
総合教育機構は、本年度4月新設され、学士の質保証、共通教育の実質化と高度化、そして地域人材の育成を目的とし、高等教育研究開発センター、共通教育センター、アドミッションセンター、グローバルセンターの4つのセンターから構成されております。
 
 シンポジウムでは、前田芳實学長の開会挨拶に続き、文部科学省高等教育局国立大学法人支援課の石橋晶企画官より、「学士たる地域人材の育成」を支える地方国立大学の在り方に関して基調講演が行われ、現在の高等教育の現状、国立大学改革などについて説明があった後、鹿児島大学の地域を基盤とする大学としての人材育成に関する問題提起が行われました。
石橋企画官の基調講演に続き、清原貞夫理事・副学長(教育担当)より総合教育機構の役割についての説明が行われ前半が終了しました。
 後半は、小山佳一高等教育研究開発センター長をコーディネーターとし、株式会社エルム代表取締役で本学経営協議会委員の宮原隆和氏、鹿児島県立甲南高等学校進路指導主任の有嶋宏一先生をゲストに迎え、石橋企画官、清原理事、飯干明共通教育センター長の5名をパネラーとしてパネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションでは、はじめに地域人材の視点から鹿児島大学の共通教育について飯干センター長から、続いて、民間から大学に期待することについて宮原氏から、高校から大学に希望する事について有嶋氏からの問題提起があり、引き続き、「学士たる地域人材」の育成に向けて地方の国立大学としての鹿児島大学が進むべき道について、活発な討論が行われました。
 
最後に飯干センター長より、参加者と出席者にお礼が述べられ、盛況のうちに終了しました。
 
 
(写真上:石橋企画官による基調講演)
(写真下:パネルディスカッションの様子)

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