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鹿児島大学教職大学院開設記念式典を開催

[記事掲載日:18.03.09]

 鹿児島大学は3月3日、平成29年度にスタートした鹿児島大学教職大学院(大学院教育学研究科学校教育実践高度化専攻)の開設記念式典を、教育学部を会場として開催しました。
 当日は開設記念式典に引き続き、平成29年度成果報告会として、この1年間の成果報告とポスター発表、文部科学省高等教育局大学振興課教員養成企画室の福島哉史室長補佐による「教職大学院への期待」と題した基調講演、「鹿児島の教員育成の未来を考える」と題したトークセッションが行われ、約150人が参加しました。
 
 開設記念式典では、前田芳實学長の挨拶に続き、古川仲二鹿児島県教育委員会教育長(寺園伸二教育次長代読)と、本教職大学院と連携する県内の九つの教育委員会の代表として江口英雄三島村教育委員会教育長からご祝辞をいただきました。引き続き行われた成果報告会では、有倉巳幸専攻長による基調報告、教職員支援機構に今年度採択された「教員の資質向上のための研修プログラム開発支援事業」の成果報告、院生を代表して、上野朝香さん(ストレートマスター)と現職教員院生の櫻木俊郎さん(霧島市立青葉小学校教諭)の二人がこの1年間の学修成果をそれぞれ発表しました。また、別室で行われた院生12人によるポスター発表にも参加者の多くが訪れ、院生と質疑応答が交わされる熱心な参観風景が見られました。
 
 午後は、福島室長補佐による基調講演の後、トークセッションを行いました。パネラーとして、菊地史晃鹿児島県教育委員会義務教育課長、大久保哲志県総合教育センター所長、鮎川真理三島村立三島小中学校長、廣瀬真琴教職大学院准教授が登壇し、コーディネータの髙谷哲也教職大学院准教授の進行のもと忌憚のない意見交換が行われ、参加者に、教員養成大学をめぐる課題や本教職大学院の取り組みを知っていただく貴重な1日となりました。
 
 
(写真上:前田学長挨拶)
(写真中上:県教育委員会挨拶(寺園次長代読))
(写真中:江口三島村教育委員会委員長挨拶)
(写真中下:福島室長補佐基調講演)
(写真下:トークセッションの様子)

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