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【理工学研究科技術部】第83回地域連携活動 九州電力と共同で「おでかけ理科教室」を実施しました

[記事掲載日:18.12.07]

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の83回目(今年度第9回)として、11月22日に九州電力と共同で「おでかけ理科教室」を実施しました。
 この活動は、大学院理工学研究科と九州電力株式会社鹿児島支社広報グループとの協定(2017年2月1日)のもと、次世代層への理科の関心を高めるための科学実験やものづくり並びにエネルギー問題及び環境問題等に関する教育支援を通じて、地域社会の発展に貢献することを目的としています。
 今回は、技術部から職員7名が出向き、鹿児島市立武岡台小学校の6年生36名に対して、「感電体験」・「発電体験(エアロバイク型発電機)」(以上、九州電力が企画)と、「液体窒素でおもしろ実験」・「光の万華鏡」・「巨大空気砲」(以上、本技術部が企画)を実施しました。
 演示形式での「液体窒素でおもしろ実験」では、花や風船を液体窒素に漬けるなど様々な実験を行い、液体窒素の-196℃の世界ではどんなことが起こるのかを観察しました。また、花を液体窒素に漬ける体験を2名の児童に実際に体験してもらいました。
 「光の万華鏡」では、分光シートを使った万華鏡づくりを、職員が丁寧に説明しながら進め、作製後は自作した万華鏡で体育館の照明や窓から差し込む光を観察しました。児童は「すごくきれい」と感動した様子でした。また、3色LEDライトを使用して、"光の三原色"などについて簡単に学習を行いました。
 九州電力企画の「感電体験」や「発電体験」では、手をつないで静電気を通して感電の怖さを学んでもらったり、エアロバイクを用いて発電を体験して発電の仕組みや電気の大切さについて学んでもらったりしました。
 九州電力株式会社鹿児島支社広報グループと共同での「おでかけ理科教室」も、今年度で3年目(今回を入れて計9回実施)となります。今後も、双方の特色や知見を活かしてより効果的な授業ができるように、活動を続けていく予定です。
写真上:液体窒素に花を入れる体験の様子
写真中:光の万華鏡作製の様子
写真下:巨大空気砲から出る空気を観察している様子

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