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第19回サイエンスカフェかごしまを開催しました

[記事掲載日:18.12.21]

 12月15日、学習交流プラザの学習ラウンジ3(郡元キャンパス)において、鹿児島大学若手教員サイエンスカフェ有志の会主催による「第19回サイエンスカフェかごしま」を開催しました。今回は、「『はたらく』を科学する??」と題し、総合教育機構高等教育研究開発センターの高丸理香助教が話題を提供し、一般の参加者を含む12名が参加しました。
 「ワーク・ライフ・バランス」をはじめ労働環境改善の機運が高まる一方で、なかなか是正されない長時間労働、雇用のミスマッチ、非正規雇用の拡大...われわれの「はたらく」を取り巻く環境は大きく変化し混沌としています。普段はなかなかじっくりと考えることの難しいテーマですが、美味しいコーヒーとお菓子をおともに、オープンな雰囲気の中、活発な議論が行われました。
 「はたらく」のはなんのため?「しごと」とは?家事や育児、勉強、ボランティアも「しごと」なのか?「しごと」の価値とは?収入が多ければ価値ある「しごと」なのか?...などなど。高丸助教からの様々な問いかけについて、参加者が膝をつき合わせ、ワークシートやホワイトボードを活用していろいろなアイデアを出し合って話し合うという、これまでのサイエンスカフェかごしまではあまりなかったスタイルで進行されました。
 予定の2時間はあっというまに経過し、参加者はまだまだ話したりないといった様子でしたが、スタッフを含め参加者それぞれが「はたらく」について思索を深める良い機会となりました。
写真:サイエンスカフェかごしまの様子

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