共通教育センター英語アチーブメントテスト表彰式を実施

　2月12日、平成30年度共通教育センター英語アチーブメントテスト（GTEC Academic）表彰式が行われました。GTEC Academicは、共通教育センターが実施する共通教育科目のうちグローバル教育科目（英語）における学生の英語力判定のための共通実力テストです。学生の英語学習動機を高め、より高い英語力を目指そうとする向学心を涵養するための契機となることを目的としてこの表彰式を実施しています。

　第1年次の後期に実施したGTEC Academicの結果において、1年生約2,000名の中から、各学部の成績最上位者1名に優秀賞が授与され、今年度は9名の学生が選出されました。また、前期得点と比較して後期得点の向上が顕著と認められる各学部上位者2名～4名に努力賞が授与され、20名が選出されました。

　飯干 明共通教育センター長から、受賞者一人一人に賞状と副賞の図書カードが手渡された後、「英語は日々の積み重ねが大事な科目です。本学では、来年度から稲盛名誉博士からの資金援助により、修士課程、博士課程の学生を1～2名、イギリスのユニバーシティ・カレッジ・ロンドン（UCL）へ留学生として1年間派遣することになりました。旅費・滞在費・授業料700万円を全額支給します。選考基準に英語の能力が判定されますので、表彰者の中に大学院へ進学する人がおられましたら、応募する際、英語の力をつけておけば、慌てなくてすむかと思います。」との言葉がありました。

　また、「2020年は東京オリンピック、2025年は大阪万博が開催され、グローバル化がますます進みます。英語の能力があらゆる場所で求められますので、自分の力を高めてください。なお、英語はあくまでもコミュニケーションの道具にすぎません。大事なことは、様々な知識を得て、日本のことを紹介し、相手を理解する必要があります。バックボーンとして、いろいろ身につけておかないと対応できないので、英語だけではなく、自分の知識を高めることが必要です。今後、国際的に活躍されることを期待しております。」と激励の言葉が贈られました。