トップページトピックス:教育・学生「食品管理技術者養成コース」閉講式を開催

「食品管理技術者養成コース」閉講式を開催

[記事掲載日:19.02.21]

かごしまルネッサンスアカデミー「食品管理技術者養成コース」の閉講式を開催
-鹿児島大学長から第一期生修了生に修了証を授与-
 2月15日、農学部・共同獣医学部共通棟大会議室において「食品管理技術者養成コース」閉講式が挙行され、第一期生の修了者に対し、修了証の授与が行われました。
 このコースは、本学が地域に展開する履修証明プログラムとして、大学院農学研究科が、日本マクドナルド株式会社、農林水産省、鹿児島県、日本食品安全マネジメント協会の協力により、日本で初めて産学官連携による食品安全専門人材育成プログラムとして開設したものです。昨年5月19日より、120時間におよぶ社会人教育プログラムを実施してきました。
 閉講式では、前田 芳實学長から、第一期修了生19名を代表して諸藤 貴司さんに修了証が授与されました。
 次いで、前田学長から、「初めての試みであり、大学としても試行錯誤しながら実施してきましたが、無事に閉講式を迎えることができましたことは、プログラムの開発、実施にご協力いただきました日本マクドナルド品質保証部の方々を始めとする関係者の皆様のご尽力と、受講生の皆様のご協力とご努力の賜物と感謝申し上げます。第一期生の皆様は、鹿児島の地を中心とした食品産業の発展に向けて活躍をしていただくとともに、将来の食品産業を担う人材育成に必要な教育プログラムの充実に向けて、実体験をもとにした改善提案をしていただけることを期待しております。」と祝辞が述べられました。
 また、このプログラムには、日本食品安全マネジメント協会の提供するHACCPを基軸とした食品安全規格の監査員となるために必要な「食品安全および監査」の2つの研修コースが含まれており、2つの研修コースも日本の大学として初めて承認登録されたものです。食品の海外輸出拡大と国際的な安全基準による食品製造は、国が目指す方向であり、日本国内の大学でも食品産業へ向けた人材教育モデルとして、更なる発展を期待されています。
【関連】
食品管理技術者養成コースについて(鹿児島大学 産学・地域共創センター 生涯学習部門WEBサイト)
190215_syokuhinkanri_co_pic01.jpg
祝辞を述べる前田学長