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【法文学部】鹿児島市長と学生の意見交換「市長と語る会」を開催
[記事掲載日:22.07.27]
7月14日、法文学部では、法文アドバンスト科目Ⅰ「まちづくり論」において、下鶴 隆央鹿児島市長をお招きし、学生との意見交換を行う「市長と語る会」を開催しました。
同科目は、平成19年に本学と鹿児島市が締結した、それぞれの人的、物的資源を活かし、協力して地域社会の発展に寄与するための包括連携協定に基づくプロジェクトの一環として開講され、本年度で8年目となります。
同科目の講義は政策の概説でとどまるものではなく、鹿児島市の各政策担当課の職員に現実の問題点や課題についての講義を行っていただき、学生がそれらの処方箋となるアイデアの提供を行うことが特徴です。これまで講義を経てきた学生らは、グループ議論を重ね、課題解決に向けた政策提言に臨みました。
学生の政策提言の様子
学生らは買い物弱者の支援や防災イベントなどのアイデアを発表
下鶴市長は行政を担う立場から見える平等性やコストの問題について
学生へ質問や想いを述べてくださいました。
学生らの政策提言を聞いた下鶴市長は、閉会のご挨拶にて、「この科目を受講されている皆さんは、公の課題解決に興味・関心が高い方だと思い、実際の政策立案をするときに経るプロセスを意識して話をさせてもらった。今後も地域の課題に目を向け、自分だったらどうするかという想いを大切に学生生活を送ってほしい。」とコメントされました。
政策提言を終えた法文学部2年の伊野波 盛琉さんは、「この科目を通して、地域の現状を知ることができて良かった。問題解決への具体的なアプローチを学ぶことができとても充実していた。」、法文学部3年の山田島 佑華さんは「市政を身近に感じることができた。将来は公の仕事を考えているので、今日の学びがとても嬉しい。」と話しました。
リアルな行政に触れて沢山学び、これからの鹿児島を若さと豊かな感性で盛り上げてくれることが期待されます。