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【共通教セ】鹿児島県主催「令和4年度 鹿児島県総合防災訓練」に学生10名が参加
[記事掲載日:22.11.10]
11月5日、鹿児島県が主催する「令和4年度 鹿児島県総合防災訓練」に、本学の学生が参加し、志布志市の防災を対象とする研究発表等を通じて、防災関係機関関係者等と意見交換しました。訓練に参加したのは、共通教育科目「地域防災学実践(岩船 昌起教授担当)」を受講する学生のうち10名です。
この訓練は、災害対策基本法及び県地域防災計画に基づき、毎年、住民や防災関係機関の参加・協力を得て、鹿児島県が実施しているものです。今年度、南海トラフ地震による津波で被災が想定される志布志市をメイン会場として、「津波の日(11月5日)」に合わせて行われました。
志布志市有明B&G海洋センターでは「防災意識啓発訓練」に参加。学生たちは志布志市の防災にかかわる研究課題にグループ・個人で取り組み、10月1日の初回の授業から約1ケ月でまとめた成果を発表し、他防災関係機関の展示を学びました。
また、学生らが設置した本学ブースには、鹿児島県知事を始めとする県職員、防災関係機関関係者が訪れました。学生らは訪問者に簡潔に説明し、かつそれぞれ異なる視点での質問や意見に応答を繰り返すことによって、プレゼンテーション能力も格段に高まった様子でした。
▼学生によるポスター発表(5題)
- 「津波からの車避難の可能性と課題」 中村 文菜さん(法文3年)
- 「搬送シミュレーション:志布志市の避難行動要支援者の避難を考える」 片岡 桃子さん(理3年)、新宅 水織さん(農1年)、三嶋 悠太朗さん(工1年)
- 「地震後何分で立退き避難を開始できるのか」 梶原 こころさん(理1年)
- 「志布志市の福祉避難所での課題」 大山 碧海さん(工2年)、前川 彰吾さん(工1年)
- 「志布志市の災害用備蓄食品の栄養分析とそれに基づいた提言」橋口 遥さん(工2年)*、安田 陽さん(工2年)、臨光 七星さん(農1年) *訓練当日欠席 他、北岡 由夏さん(農1年)当日参加
「鹿児島大学」ブースの様子
防災関係者に説明し、質問を受ける学生
鹿児島大学ブースを訪れた塩田県知事(本部長)に説明
参加した学生ら
閉会式の様子