トップページトピックス:教育・学生日本教職大学院協会研究大会を開催

日本教職大学院協会研究大会を開催

[記事掲載日:24.01.12]

  • topics-SDGs-04
  • topics-SDGs-08

 12月9日、10日に鹿児島大学を会場として、日本教職大学院協会研究大会が対面とオンラインのハイブリッド方式で開催されました。
 9日の開会行事では、加治佐哲也会長の挨拶に続き、本学の武隈晃教育担当理事の挨拶、鹿児島県教育委員会の地頭所恵教育長の来賓の挨拶をいただきました。
 続いて「実践研究成果発表」では、9大学の教職大学院が各教職大学院における実践的な教育・研究の成果発表を行い、対面参加者やオンライン参加者も交え質疑応答が盛んに行われました。

1209kyoikutaikai_1.png

(開会行事の様子)



 10日はポスターセッションを開催し、各教職大学院から優れた学修成果をあげている教職大学院学生や修了生が、各部会に分かれてオンラインで発表を行い、活発な交流が行われました。
 また、午後からはパネルディスカッションを実施しました。今年度は二部構成となっており、テーマを「教職大学院の学びと成果を改めて確認する」と題し、本学教職大学院の溝口和宏専攻長と廣瀬真琴准教授による司会進行のもと、Ⅰ部では大学関係者に、Ⅱ部では修了生にそれぞれ登壇いただくスタイルで実施しました。
 Ⅰ部は、北海道教育大学大学院教育学研究科の藤川聡教職大学院長、立命館大学大学院教職研究科の井上雅彦研究科長、大分大学大学院教育学研究科の佐藤晋治副研究科長から各大学において目指す院生の姿やそれを実現するためのカリキュラムの工夫などについて取組を提供いただきました。
 また、Ⅱ部は、Ⅰ部で登壇された大学を修了して教職に就いた(あるいは現場に戻られた)先生がその学びをどのように活かしているのかについて北海道東神楽町立東聖小学校の小林豊教諭、立命館守山中学校・高等学校の田辺記子教諭、大分県立日出総合高等学校の長野優教諭にお話しいただきました。各部では、話題提供された内容について、山中一英教授(日本教職大学院協会成果検証委員会座長・兵庫教育大学大学院学校教育研究科教授)に論点をそれぞれ提供いただき、フロアからの質問も含め、熱心な議論が交わされました。
 昨年度に引き続きハイブリッド形式での実施でしたが、オンライン参加者309名に加え、対面参加者は131名と、多くの関係者が鹿児島を訪れました。



1209kyoikutaikai_2.png

(ポスターセッション(オンライン)の様子)

1209kyoikutaikai_3.png

(パネルディスカッションⅠ(教員)の様子)

1209kyoikutaikai_4.png

(パネルディスカッションⅠ(修了生)の様子)

1209kyoikutaikai_5.png

パネルディスカッションの様子(対面とYouTube生配信のハイブリッド開催))

1209kyoikutaikai_6.png

(パネルディスカッションの様子(YouTube生配信))