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【教育】卒業記念 湯飲みへの絵付けを行いました
[記事掲載日:24.03.06]
3月4日、教育学部附属特別支援学校で、第4代及び第7代の校長を務められた本学名誉教授である厚東孝治先生が、高等部を卒業する生徒8名のために作ってくださった湯飲みへの絵付けが行われました。本絵付けは、厚東先生が校長となられた平成2年度から続けて行われており、今回で34回目となります。
最初に、高等部の福島幸太郎主事から絵付けの説明と厚東先生の紹介が行われ、厚東先生から「絵付けする湯飲みで毎朝お茶を飲んで、先生や仲間のことを思い出して、元気を出してほしい」と説明がありました。絵付けする「草の芽」には「踏まれても踏まれても立ち上がれるように」という思いを込めているとのことです。
絵付けでは、まず、水野高明校長が、一字一字「一期一会」や「有言実行」など、生徒ひとりひとりが考えた好きな言葉を生徒への思いを込めて丁寧に書かれました。次に、厚東先生が「草の芽」を描かれました。厚東先生は、生徒にその言葉を選んだ理由をお尋ねになるなど優しく声をかけられ、ひとりひとりに励ましの言葉を贈られていました。生徒たちは、自分の好きな言葉と「草の芽」が書かれた湯飲みを見て、嬉しそうにしていました。
絵付けされた湯飲みは、今後本焼きをして、3月15日の卒業式で贈呈される予定です。
( 卒業する生徒のために素焼きされた湯飲みに絵付けをする 水野高明校長(左)と厚東孝治先生(右) )
( 絵付けされた湯飲みと厚東孝治先生と記念写真 )