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【共通教育】鹿児島市主催「桜島火山爆発総合防災訓練_住民避難訓練」に学生21名が参加
[記事掲載日:25.01.06]
11月16日、鹿児島市が主催する「第55回桜島火山爆発総合防災訓練_住民避難訓練」に、本学の学生21名が参加し、市職員業務支援を通じて、防災行政業務の一端を実践的に体験しました。鹿児島大学は、訓練に、平成30(2018)年度に初めて参画し、鹿児島市を7年連続で支援し続けています。
訓練に参加したのは、共通教育科目「防災フィールドワーク(岩船昌起教授・安部幸志教授担当)」の受講生・ゲストの学生21名です。学生は、防災行政担当者等が講師を務める集中講義や、桜島をフィールドとしたグループ研究に取り組みながら、本訓練に参加し、桜島火山防災にかかわる見識を高めました。
なお、「桜島火山爆発総合防災訓練」は、昭和46(1971)年1月12日に第1回目が開催されています。その後も、大正3(1914)年1月12日の桜島大正噴火を踏まえて、毎年1月12日前後の祝日に開催されてきましたが、令和2年度から11月「住民避難訓練」と1月「避難所体験訓練・展示訓練」の2回に分かれて実施されています。
鹿児島市庁舎に早朝集合した学生は、市職員とともに車両16台に分かれて乗り込み、次の桜島各所で、業務補助・交通誘導・写真撮影(記録作成)等を行いました。
- 桜島支所(現地災害対策本部)(四ケ所 楓、馬場 心咲、片岡 蒼、市役所6:40発)
- 国民宿舎レインボー桜島(出口 真優莉、松永 彩果、7:00発)
- 火の島めぐみ館(加治木 謙太、7:00発)
- 野尻ヘリポート(清水 優輝、紀野 みや子、7:00発)
- 小池公民館(末満 勇貴、7:00発)
- 桜島フェリーターミナル(小田 大登、7:00発)
- 桜島ビジターセンター・桜島海づり公園(中山 佳祐、7:20発)
- 砂防センター(平井 広大、加覧 幸那、7:20発)
- 桜島総合体育館・桜島公民館(西山 葉月、田平 遥飛、7:20発)
- 赤水港(梅田 侑弥、7:20発)
- 武港(大石 莉子、北村 渓登、7:20発)
- 桜島多目的広場(長田 怜奈、柳川 すずな、7:20発)
- 市長先導車業務補助[マイクセット担当](上門 虎太郎、8:00発)
- 副市長先導車業務補助(梶原 こころ、8:25発)
本訓練は、コロナ禍以降、規模を縮小して開催しており、今年度については、桜島住民や鹿児島市職員・消防・警察・海保・自衛隊・救急医療関係者等66団体、計約1,400名が参加しました。
なお、「第55回桜島火山爆発総合防災訓練」の年度内後半開催の「展示訓練・避難所運営訓練(令和7年1月11日(土))」にも参加予定で、桜島をフィールドとしたグループ防災研究成果を発表予定です。
【参考資料】鹿児島市/第55回桜島火山爆発総合防災訓練
https://www.city.kagoshima.lg.jp/kikikanri/kazan/55th_sakura_kunren.html
【活動の様子】
■鹿児島市役所集合
早出組は、6時30分に市役所着後、ビブスを付け、ヘルメットを調整
7:00までには全員集合し、鹿児島市職員から指示を待つ
■桜島フェリーターミナル
市長や市議会議員への説明時に、ポスターを掲げる
■桜島公民館
DMATの搬送の受付で、市職員の指示を聴く
■国民宿舎桜島レインボー
市長等への説明用のマイクセットを運搬する
市長等への説明時に、ポスターを持つ
■桜島総合体育館(南栄リース桜島アリーナ)
受付担当は、ヘルメットに付いたバーコードを読み取り、住民確認
カレーライス喫食の準備を行う
法文学部安部ゼミ3年生4人は、ゲストで参加 |
カレーライス提供の陸上自衛隊隊員の業務を手伝う |
■訓練後の後片付け・清掃作業
モップで、土足対応マットを拭く |
専用の器具で、土足対応マットを巻き上げる |