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【キャリア】第Ⅰ期 地域密着型パイロット人財の創出プログラム 成果報告会を開催
[記事掲載日:25.03.18]
キャリア形成支援センターでは、3月10日、鹿児島大学稲盛記念館にて、本学・日本航空株式会社(JAL)・日本エアコミューター株式会社(JAC)の関係者らが列席のもと、第Ⅰ期 地域密着型パイロット人財の創出プログラム成果報告会を開催しました。
(成果報告会の様子)
本事業は、本学と日本航空株式会社(JAL)、日本エアコミューター株式会社(JAC)の3者が連携し、地域課題に取り組むことを目的に2020年に締結した協定に基づいて実施し、本学の学生を対象に、操縦飛行体験「SKYCAMP」プログラムを通じたキャリア形成支援を行い、鹿児島で育まれた愛郷心を持つパイロットを輩出し、地域創生に寄与することを目指しているものです。(協定の様子はこちら)
成果報告会では、JAC武井真剛代表取締役、JAL南正樹運航本部長、本学佐野輝学長の挨拶後、武隈晃稲盛アカデミー長から、これまでに6学部・1研究科から合計39名がSKYCAMPに参加したこと等第Ⅰ期目の概要報告がありました。続いて、そのうち4期生・5期生の代表者が、SKYCAMPを通じて得た学びについて発表しました。さらに、2020年度の第1期生として参加し、地域密着型パイロット人財に選出された奥紘輔さん(理工学研究科修了)、立山陸さん(工学部卒業)が、養成機関での3年間の訓練を修了したことを報告。両名はエアラインパイロットに必要な全ライセンスを取得し、今年2月にJACに入社しました。報告会では、鹿児島大学在学中の学びや訓練生活について振り返るとともに、今後目指すパイロット像について語られました。
(SKYCAMP1期~5期生として参加した卒業生、在学生)
また、当日は本事業の第Ⅱ期(次期5年間)実施継続の発表があり、佐野学長、南運航本部長、武井代表取締役が共同宣言書に署名。共同宣言書では、「思いは必ず実現する」という理念のもと、鹿児島に根付く愛郷心を持つパイロットの育成をさらに推進し、地域創生への貢献を強化することについて確認しました。
さらに、5期以降の地域密着型パイロット候補生の養成について、エアラインパイロットとしてのライセンス取得訓練をJAL訓練センターおよびオーストラリア・アデレードで実施することの発表もありました。
(左から 立山陸さん、南正樹JAL運航本部長、佐野輝鹿児島大学学長、武井真剛JAC代表取締役社長、奥紘輔さん)
本学では、今後も本事業を通じて、地域社会に貢献できる人財の育成に努めてまいります。
※当日配布いたしました、成果報告書についてはこちらから閲覧可能です。