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【キャリアC】2025年度「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」を開催しました
[記事掲載日:25.10.31]
キャリア形成支援センターでは、企業・団体・自治体と連携し、2025年度「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」を夏季休暇期間中に開催し、今年度は、「"学ぶ"と"はたらく"を繋ぐキャリア教育プログラム」をコンセプトに、地域や企業の現場で実務を行いながら、課題解決に挑戦しました。
本プログラムは、最低10日間にわたる現場での職業体験を通じて、各事業所や地域が抱える課題に対し、学生が主体的に調査・分析・提案を行うPBL型の実習です。今年度は、学部1年生から3年生までの37名が参加し、15の課題解決プログラムに取り組みました。中には、宿泊を伴う現地滞在型での実習に臨んだチームもあり、地域の方々と日常を共にしながら課題の本質に向き合う貴重な経験を積みました。
学生たちは、受入先の企業や自治体の担当者と協働し、現場での観察、アンケート調査、関係者へのヒアリングなどを通じて課題の背景を探り、自らの視点で具体的な解決策を企画・提案します。
提案の中には、地域特産品の新たなPR方法や、企業間の垣根を超えたイベントの開催など、実際に受入先でも活用された事例も生まれています。
参加学生からは、
・「疑問に思ったことをそのままにせず、行動に移すことの大切さを学んだ」
・「受入先の方々と密に関わる中で、"働くこと"の意義を実感できた」
・「笑顔での挨拶や積極的な発言が信頼関係を築く第一歩だと気づいた」
などの声が寄せられました。
この活動を通して、学生たちはチームで協力しながら試行錯誤を重ねることや、短期間で提案資料をまとめ上げる過程の中で、主体性・考え抜く力・発信力などが養われています。また、「仕事」や「地域」と真摯に向き合う経験は、自らの将来像やキャリア観について深く考える契機ともなりました。
学生たちの取り組みを概要書にまとめました。以下よりご覧いただけます。
ぜひ、地域とともに挑戦し成長した鹿大生の"学び"の成果をご覧ください。
(画像をクリックするとE-bookが開きます)
※本プログラムは、三省合意の改正を受け、かごしま課題解決型インターンシップからかごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)に名称を変更し、全学部・研究科、全学年を対象とるすキャリタス教育(タイプ2)として開催しています。
