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女子中高生のための未来ワークショップを開催

[記事掲載日:25.12.05]

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 11月30日に鹿児島大学学習交流プラザにて「女子中高生のための未来ワークショップ」を開催しました。これは、国際ソロプチミストオンライン鹿児島の主催イベントで、鹿児島大学が後援し、鹿児島大学サイエンスカフェ有志の会及び鹿児島大学キャリア形成支援センターが特別協力して実施され、今年で3回目となります。

 2025年の都道府県版ジェンダー・ギャップ指数では、鹿児島県の女子の四年生制大学進学率は42.2%に留まり、男子(47.8%)より5.6ポイント低く、東京の女子(77.1%)には30ポイント以上離されています。これらの地域と性別による二重の格差の原因として、大学から遠隔に位置する離島や僻地などの中高生が理工系進路を積極的に選択するために必要な情報が不足していたり、進路選択に対する保護者・教員のアンコンシャスバイアスが根強く存在したりすることが挙げられます。そこで今回のワークショップでは、専門分野で生き生きと活躍する女性の講演をおこない、昼食時間は学食体験をし、午後からは科学や技術に実際に触れていただくために6つの体験実験を実施し、様々な分野の教員や大学生・大学院生と共に将来を考える機会として座談会形式のグループワークも企画しました。

 参加者は生徒43名、保護者26名であり、全てのプログラムにおいて積極的に質問したり、率先して体験実験に取り組んだり、楽しく活発な意見交換をすることで、理工系進路の実態や魅力、多様性について学び、目を輝かせていました。

■イベントの様子

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