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【教育】ドイツの学校・大学訪問研修の実施
[記事掲載日:25.12.18]
教育学部の専門科目「科学技術教育開発論」の一環として、教育学部の中等教育コース理科等の学生5名が参加して、令和7年11月28日~12月8日の期間で、ドイツの学校・大学訪問研修を実施しました。
この研修では、ドイツのフェヒタ大学、カール・フォン・オシエツキー大学オルデンブルク、ブレーメン大学を訪問しました。フェヒタ大学では、生物教育のセミナーに参加して、当該大学の受講生と同じように授業を受けました。また、カール・フォン・オシエツキー大学オルデンブルクでは、事物教授学のセミナーや化学教育の学生実験に参加して、当該学生の学生と一緒に授業を受けて、意見交換を行いました。また、情報教育の教員養成プログラムの取り組みについて学びました。さらに、笠原和起博士の実験室を訪問して、渡り鳥のナビゲーション機能の研究についてミニレクチャーを受けました。ブレーメン大学では、当該大学の研究設備や特色、化学教育の教員養成プログラムの取り組みに触れました。その他に、ドイツの中等教育学校を訪問して、5年生の物理の授業を参観しました。また、当該学校の施設見学や教師との意見交換を行いました。参加した学生は、言語的な壁を越えて、ドイツの教授や学生と交流を楽しみました。
この他にも、ミニチュアワンダーランド博物館を訪問して、ミニチュア模型の見学やVR体験を行い、学校外での科学教育活動の取り組みなどを学びました。また、ベルリン、ケルン、ブレーメンなどの都市で、社会的・文化的・歴史的な施設等を訪問して、これまで知識として知っていたことを、より現実的なものとして感じとっていました。
今後、ドイツの学校・大学訪問研修に関連して、海外の学校教育や理科教育に関心のある人に向けた報告会を開催予定です。
なお、本海外研修は、令和7年度鹿児島大学学生海外研修支援事業の支援を受けて、実施されたものです。また、科学技術振興機構の助成を受けた科学技術チャレンジプログラム「かごしま未来創造Lab」のサイトビジットプラスの一環として、受講生から選考された中学生2名も参加しました。
●訪問研修の様子


