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第1回稲盛アカデミーシンポジウム「経営哲学の浸透―JAL再生を題材として―」を開催

[記事掲載日:15.03.02]

 2月15日、鹿児島大学稲盛会館において、第1回稲盛アカデミーシンポジウム「経営哲学の浸透―JAL再生を題材として―」が、稲盛経営哲学履修証明プログラム関係者、民間企業関係者、自治体関係者、一般の方など315名の参加により盛大に開催されました。
 はじめに、吉田浩己鹿児島大学稲盛アカデミー長より、前田芳實鹿児島大学長、清原貞夫理事(教育担当)、島秀典理事(総務担当)及び講演者の紹介があり、引き続き「これまでは社会人向け履修証明プログラム“稲盛経営哲学プログラム”を毎週土曜日、6時間、20回を実施するなど人材育成に力を入れてきましたが、より広く一般の方にも学んで頂く機会を提供するために、公開シンポジウムを企画しました」との挨拶が行われました。
 シンポジウムの第1部では、本学工学部の卒業生で名誉アカデミー長の稲盛和夫氏と共に日本航空(JAL)の再建に携わられた、大田嘉仁鹿児島大学稲盛アカデミー客員教授(京セラ株式会社取締役執行役員常務)が、「日本航空再生プロセスと稲盛経営哲学の価値」と題し、JAL再生の過程について基調講演を行いました。
 大田氏は、スライド資料を示しながらJALの再生プロセス及び稲盛経営哲学の特徴について説明し、「稲盛氏の経営哲学は、人間として何が正しいのかを判断基準として作られてきた」と述べました。
 後半のシンポジウム第2部では、吉田健一准教授の司会で、大田氏、濵田雄一郎氏(濵田酒造株式会社代表取締役社長)、引頭麻実氏(稲盛アカデミー客員教授、大和総研常務執行役員)の3人をパネリストに、JALの事例を題材にしつつ、経営者の経営哲学の組織への浸透などをテーマに活発なパネルディスカッションを行いました。
 引頭氏は、「会社を改革するには、人事制度や組織改革よりも、まずは人の意識を変えることの重要性を認識した」と述べました。討論は盛り上がり、参加者からも2人の質疑を受け、会場の参加者をも巻き込んだものとなりました。
 最後に、吉田アカデミー長より今後も公開シンポジウムを年数回実施する予定で、次回は7月に開催を予定しているとの閉会挨拶が行われ、シンポジウムは盛況のうちに閉会しました。シンポジウムには、400人を超える応募があり、会場の都合によりやむを得ず参加者の一部の方にはモニターで観ていただくこととなりました。
 全体を通して参加者の関心の高さが伺え、組織における経営哲学の浸透と組織に働く個々人の意識改革の重要性について、今後も継続して考えていくための有意義な機会となりました。
 
(写真上:吉田アカデミー長による挨拶)
(写真中:大田氏の基調講演)
(写真下:シンポジウム第2部の様子)
 

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