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平成26年度稲盛アカデミー長諮問会議を開催

[記事掲載日:15.04.07]

 平成26年度稲盛アカデミー長諮問会議が、3月26日に開催されました。同会議は、アカデミー長からの諮問に応じ、稲盛アカデミーの教育、研究及び社会貢献及び国際交流等に関する重要事項について審議し、アカデミー長に対して助言を行うためのものです。

 

 今回は、稲盛和夫京セラ株式会社名誉会長(稲盛アカデミー名誉アカデミー長)、佐々木浩鹿児島県副知事、島津公保鹿児島県教育委員会委員長、楠元洋子一般社団法人鹿児島県専修学校各種学校協会会長、豊島真臣鹿児島県高等学校長協会会長、田中弘允ユネスコ協会鹿児島会長(元学長)、萬田正治竹子農塾塾長(元副学長)、大田嘉仁京セラ株式会社取締役執行役員常務、濵田雄一郎濵田酒造株式会社代表取締役、上原昌徳鹿児島産業貿易株式会社取締役社が出席されました。

 吉田浩己アカデミー長から、「進取の精神海外研修inベトナム」等の教育実践及び「社会人向け履修証明プログラム『稲盛経営哲学』(土曜日、6時間、20日)」の実施、「稲盛アカデミー研究紀要」への研究成果の発表、「第1回稲盛アカデミー公開シンポジウム」の開催、「第1号ニュースレター」の発刊や「京都賞受賞者鹿児島講演会」への取組等の稲盛アカデミーの平成26年度実績について報告されたのち、平成27年度の年度計画について説明が行われました。その中で、大学の重要な教育目標である「確かな学力」としての『進取の精神』や『主体性』の涵養(人格の淘冶)に貢献する教育や研究、社会貢献に関する計画が紹介されました。

 引き続き、稲盛アカデミーの今後のあり方について意見交換が行われました。この中で稲盛名誉アカデミー長は「素晴らしい年度計画なので、是非、実行して欲しい」と述べられ、アカデミーの取り組みを激励されました。また「鹿児島大学全体として、留学する学生が少ないなどまだ学生には内向き志向であるので、進取の精神の涵養や主体性等の態度の修得に、より積極的に率先して取り組んで欲しい」との意見もいただきました。それ以外にも学外有識者からは様々な意見や提言が出され、その後の議論も含めて、稲盛アカデミーにとって大変、有意義な意見をいただく機会となりました。

 

(写真上:吉田稲盛アカデミー長によるプレゼンテーション)

(写真下:意見交換の様子)

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