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鹿児島大学COC事業教育研究成果報告会を開催

[記事掲載日:15.07.17]

 かごしまCOCセンターは、7月14日に鹿児島大学COC事業教育研究成果報告会を農学部・共同獣医学部共通棟101号教室にて行い50人の参加がありました。
 平成26年度文部科学省 地(知)の拠点整備事業に採択された「火山と島嶼を有する鹿児島の地域再生プログラム」事業において、本学の教育、研究、社会貢献活動をより地域を志向するものとするために学内公募により採択された21課題の内、10課題の発表が行われました。
 最初に住吉文夫研究担当理事から「鹿児島大学では、沢山の先生方が長年地域貢献型の研究をされております。このようにCOC事業が採択されたことによって、大学として地域に貢献する、という姿勢が浸透し、出席された方々にも地域貢献について考えて頂く機会になればと思います」と挨拶がありました。
 続いて、それぞれの課題の研究者から発表があり、本県の地域特色に関した幅広い分野からの成果報告となりました。残る11課題については、11月開催の報告会(薩摩川内市で開催予定)での発表を予定しています。
 
ー10課題 「題目」と発表者(所属)ー
「鹿児島のバイオマスエネルギー利用について」 寺岡行雄 教授(農学部)
「しらす斜面・盛土の浸透性破壊に対する安定性に関する研究」 酒匂一成 准教授(理工学研究科)
「肝属川流域での水害・土砂災害防除のための水文観測」 齋田倫範 准教授(理工学研究科)
「鹿児島県における大規模災害時の歯科医療体制の現状把握ならびに鹿児島県と鹿児島大学の協力体制の構築・強化の検討」 菊地聖史 教授(医歯学総合研究科)
「大隅半島過疎集落における野生動物による農業被害:人と野生動物のこれからのつきあい方を考える」 藤田志歩 准教授(共同獣医学部) 
「ヨロンマラソンのインターネットライブ中継」 升屋正人 教授(学術情報基盤センター)
「与論町における映画「めがね」によるロケ地観光の実態調査:鹿児島県内のロケ地観光開発のモデル化事業」 萩野 誠 教授(法文学部) 
「鹿児島地域機能性食材を活用した食と健康に関する研究」 候 德興 教授(農学部)
「喜界島産潤命草の抗癌予防食品としての新規開発」 河原康一 講師(医歯学総合研究科)
「奄美大島におけるトケイソウ東アジアウイルス(EAPV)の集団遺伝学的解析」 岩井 久 教授(農学部)
 
 
(写真1枚目:住吉理事による挨拶)
(写真2、3枚目:発表の様子)
※画像はクリックすると拡大表示されます
 

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