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中南米へのボランティア派遣に関する連携協定をJICAと締結

[記事掲載日:15.08.04]

 7月31日、鹿児島大学は独立行政法人国際協力機構(JICA)と締結式を行い、水産分野の学生数名を中南米のセントルシアとコロンビアにボランティアとして派遣する事業に関する連携協定を締結しました。
 締結式では、前田芳實学長から「本事業は、本学の進取の精神を培う教育理念に合致するものであり、学生がJICAの活動を体験することで、グローバルな視野を学び、大きく成長して社会に巣立つことを期待している」との挨拶に続き、松岡達郎水産学長からはJICA事業における本学の実績の紹介、石崎宗周水産学部准教授から本学と派遣先における交流計画の概要説明がありました。次に、井﨑宏JICA九州所長から挨拶の中で「今回の協定が2カ国の水産分野の発展に今まで以上に貢献できることを確信している」と期待が述べられ、前田学長と井﨑所長が、鹿児島大学とJICAとの連携ボランティア派遣事業(水産分野)に係る覚書に署名を行いました。
 
 本事業は共同事業として、今後3年間、本学と東京海洋大学、北海道大学の各大学から数人の学生が休暇を利用し、約一ヶ月間派遣される予定で、派遣先のセントルシアでは、海洋環境資源管理支援プログラムの活動の一部を担い、コロンビアではマグダナル大学で養殖分野において活動することになります。
 
(写真上:署名後に握手を交わす、左から、井﨑所長、前田学長)
(写真下:出席者による記念撮影)
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