トップページトピックス第7回九州・沖縄アイランド女性研究者支援シンポジウム in鹿児島を開催

第7回九州・沖縄アイランド女性研究者支援シンポジウム in鹿児島を開催

[記事掲載日:15.10.01]

 9月11日に第7回九州・沖縄アイランド女性研究者支援シンポジウムを開催し、郡元キャンパスの学習交流プラザには、県内外から94人が参加しました。
 本シンポジウムは、九州・沖縄アイランド女性研究者支援ネットワーク(Q-wea)の構成大学が当番制で開催しているもので、第7回目となった今回は、愛媛大学副学長の壽卓三氏をオーガナイザーに迎え、「男女共同参画未来創生~次世代へのバトンリレー 本音でTalk~」をテーマに、若手研究者・大学院生によるポスターセッションと、構成大学の女性研究者支援担当理事・副学長登壇によるパネルディスカッションの2部構成で行いました。
 また、女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム(WAW!2015)公式サイドイベントとしても開催しました。
 ポスターセッションでは、11構成大学から推薦された27人の若手研究者や大学院生が、ワークショップ、研究発表を行いました。研究や教育、生活で抱える悩み等を共有しながら、支援のニーズや意見を出し合うことで、異大学、異分野での新たなネットワーク作り、共同研究の可能性につながりました。
 パネルディスカッションでは、前田芳實鹿児島大学長の挨拶、布袋嘉之鹿児島県副知事の来賓挨拶に続き、各理事・副学長から各大学の女性研究者支援等の取組紹介が行われました。また、ワークショップで出された意見等の発表後、次世代育成へのニーズに対する双方向の意見交換が行われ、女性研究者支援、次世代育成支援のよりよい取り組みにつながる機会となりました。
 壽オーガナイザーから、「大学は地域に選択される対象であり、地域、世界を意識し、フェアな環境作りを行う役割を担っている。『フェアな環境とは何か』ということを大学の中で共有し、男女という性別を超えてフェアゲームを進めて行こう」と総括があり、鈴木廣志学長補佐(男女共同参画推進担当)から「女性研究者支援策をさらに充実させ、一人ひとりが伸びやかに 自分らしく輝く社会をめざす」とWomen Support鹿児島宣言が発表され、島秀典理事(総務担当)から本シンポジウムの成功と、今後の女性研究者支援の充実についての挨拶があり、盛況のうちに閉会しました。
 
(写真上:ポスターセッションの様子)
(写真下:パネルディスカッションの様子)
※写真はクリックすると拡大表示されます

150911ilandsimpo.jpg

150911ilandsimpo2.jpg